薔薇色の人生 (詩:葉羽)
男は自分以外のものになるために酒を飲む そんなことを誰かが言ってた 若い時には真実だと思っていたけれど 本当は違っていたんだな
君を見ているとよくわかる 星空を屋根にして 虫の音を友として 夜の静寂に 一人酒を汲む・・ 男は自分を取り戻すために酒を飲むんだな
この世に生まれてきた意味を理解するには 人生はあまりにも短いけれど なあに、グラスを傾ける時間なら十分にある
今宵は 星でも眺めながら 人生の意味でも考えてみようじゃないか