その152
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  初夏の陽射し (詩:大和伸一&葉羽)

 踏み切りで列車を見ていたら
 無性に何処かへ行きたくなった

 開通したばかりの道を通り
 人影を避けて裏磐梯

 芽吹き始めた梢に
 春の名残りが少し

 そして猪苗代湖の
 一番好きな場所

 ここにはまだ
 足踏みしている春が・・

 今宵は満月夜
 明日は雨が降るらしい

 雨上がりの朝
 連休も終わって
 また静かな森が帰って来た

 ひとしきりの雨に打たれた森は
 初夏の陽射しに
 弾ける様に光っている

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by 音楽の卵 "ミルクティー"
  Site Aranged by Habane
   Photo by 大和伸一”木々"

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