遠くへ行きたい (詩:葉羽)
立冬が過ぎて スカイラインのゲートも締まり 静かな晩秋
暖かい日差しの中 思わず口にした Indian Summer
こんな日は心が泡立つよ どこか遠くへ行きたいと
そんな時に 弟から声がかかる 「一緒に社員旅行へ行かないか?」
会津の空はどこまでも高く 一路 柳津虚空蔵尊へ
秋冷が落ち葉を散らし 地面が華やいでいる
そして向かった 新宮熊野神社の長床
黄金が敷き詰められた世界は 果たしてこの世のものなのか
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