その136
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   白昼夢 (詩:葉羽)

 吾妻の秋空を
 柔らかな闇が染め上げる

 そんな情景を眺めながら
 独りきりで
 コーヒーを淹れている

 誰も居ない森は
 妖精の住処のようだ

 そして
 紅葉を諦めきれず

 白布温泉から裏磐梯

 紅葉の見頃も過ぎて
 遠い飯豊の山の端に
 冬の気配が忍び寄る

 車を走らせれば
 何の脈絡もなく・・

 流れる車窓に
 NZの景色が広がりました

 あれは晩秋の白昼夢
 心が何かを叫んでいる

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by 音楽の卵 “回想”
  Site Aranged by Habane
   Photo by 大和伸一”夕暮れ”

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