こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
生き残れ。本能が、叫んでいる。
これはリーアム・ニーソンが主演した「THE GREY 凍える太陽」(2011年)のキャッチコピー。
前回に引き続き カリスマ彰による「十連休TV映画三昧12本を採点する」の後編をお届けします。
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THE GREY 凍える太陽 (2011年)
(C)2011 The Grey Film Holdings, LLC.
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以下採点はS(大推薦)、A(推薦)、B(まずまず)、C(普通)、D(駄作時間の無駄)。
では12本中、7番目から始めます。
◆7「THE GREY 凍える太陽」(2011年) C
生き残れ。本能が、叫んでいる。
飛行機が墜落して、生存者7人が寒さと狼と苦闘するサバイバル映画。
妻を亡くしたリーアム・ニーソンの喪失感表現が泣かせる。
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THE GREY 凍える太陽 (2011年)
(C)2011 The Grey Film Holdings, LLC.
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墜落シーン、狼の襲撃シーンの迫力が凄い。
◆映画.comの解説から引用
「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のジョー・カーナハン監督とリーアム・ニーソンが再タッグを組んだサバイバルアクション。石油掘削現場で働く屈強な男たちを乗せた飛行機がアラスカの荒野に墜落。生き残った7人の男たちは、極寒の地を脱出するため南を目指して歩き始める。しかし、大自然の猛威と凶暴なオオカミに襲われ、ひとりまたひとりと犠牲になっていく。 |
◆8「オーシャンズ」(2009年) C
生命(いのち)の飛ぶ空。
窃盗団が大金狙って...の映画かと思ったら海洋ドキュメンタリー映画だった。
映画のストックげなくなり、こんな映画も観た。
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オーシャンズ (2009年)
(C)2009 Galatee Films – Pathe – France 2 Cinema – France 3 Cinema – Notro Films – JMH-TSR
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水族館レベルの映像が多かったが、砂浜から海へ走る孵化したばかりの海亀の子を襲う軍艦鳥の映像がショッキング!
◆映画.comの解説から引用
「WATARIDORI」でさまざまな渡り鳥の生態を記録したジャック・ペランが、世界中の海とそこに暮らす生命体を革新的な映像美で描く海洋ドキュメンタリー。日本版ナレーションを宮沢りえが担当する。ハンドウイルカの大群、ザドウクジラの捕食、5万匹に及ぶクモガニの交尾、ウミガメの孵化など、自然界で起きる奇跡的なシーンを多数収録。 |
◆9「48時間PART2 帰って来たふたり」(1990年) C
エディ6本目の全米NO.1作品!
そもそも「48時間の続編じゃないじゃないか」 なんて固い話は無し!!
︎セリフがシャレてて、アクションが派手ならいいじゃないですか。
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48時間PART2 帰って来たふたり (1990年)
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しかし、この頃なのだね、白人ダサくて、黒人カッコいいというのが広く知られるようになったのは。
エディ・マーフィー、サイコー。
◆映画.comの解説から引用
監督と主演コンビが再集結した痛快アクション第2弾。麻薬取り引きの黒幕と目される正体不明のボス、アイスマンを追うサンフランシスコの刑事ジャックは、かつて捜査に協力させた囚人レジーがその鍵を握っていると知り、再び彼を引っぱり出すことに。バイクに乗った謎の集団に狙われながらも捜査を続けるジャックとレジー。やがて警察内部にアイスマンとつながる者がいるとにらむが……。 |
◆10「007 ダイヤモンドは永遠に」(1971年) D
Diamonds Are Forever
これは日本を舞台にした「007は二度死ぬ」(これ封切りを葉羽と観に行った記憶あり)と並ぶ全24作中のワーストではないだろうか。
とにかくボンドガールということになってる当時31歳のジル・セント・ジョン(写真)が、ガールじゃないエロいオバさんに終始。
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007 ダイヤモンドは永遠に (1971年)
Kobal/DANJAQ/EON/UA/TheKobalCollection/WireImage.com
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なんかヘンリー・キッシンジャーとも噂ありってWikipediaにあるがどういう女優なんだ。
さらにストーリーがひどく分かりづらい。
◆allcinema ONLINEの解説から引用
ボンド役にS・コネリーが復活したシリーズ第7作。大量のダイヤが密輸されるという事件が起こった。ダイヤの行方を追ったボンドは、アメリカの富豪ホワイトが経営する科学会社へたどり着く。そこでボンドは、集められたダイヤを使って、強力なレーザー光線を作り上げる計画を突き止める。そして全ての事件は、ボンドの宿敵、ブロフェルドが糸を引いていたのだった……。主題歌シャーリー・バッシー。 |
◆11「ファイナル・ブラッド」(2017年) D
この男、殺し屋。
仕上げるまで、倒れない。
ジャン=クロード・ヴァン・ダム(1960〜)主演の救急病院を舞台にしたガンファイトアクション。
ヴァン・ダムの動きがかなり鈍くなっている。実の息子が敵の一味のメンバーで対決もある。
また最後にどんでん返しがありって言ってもねえ。
安手のD級映画。
◆TSUTAYAの解説から引用
ERで激しい殺し合いがあり、多くの犠牲者が出た。なぜ男たちは死闘を繰り広げたのか、調べを進めるCIA捜査官は唯一の生存者である看護師を疑って……。ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演のド級アクション。 |
◆12「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016年) E
余命2ヶ月、何ができる?
末期癌の銭湯の女将(宮沢りえ)の奮闘記。
ぐうたら亭主(オダギリジョー)ともに超弩級のミスキャスト。
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湯を沸かすほどの熱い愛 (2016年)
(C)2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会
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台詞、演出ともにアマチュアレベル。
例えば、葬儀の後に霊柩車を河原に止めて 飲み食いをするが、それが故人との思い出を振り返るといった趣きではなく、ただの打ち上げ。
棺桶から宮沢りえが「ああ、しんどかった」と出てきそうな勢いなのだ。
人間に対する見方のあまりの軽さに開いた口が塞がらない。
◆シネマトゥデイの解説から引用
『紙の月』などの宮沢りえと、『愛を積むひと』などの杉咲花が母娘を演じ、余命宣告を受けた主人公の奮闘に迫る家族ドラマ。行方不明の夫を連れ戻すことをはじめ、最後の四つの願い事をかなえようと奔走するヒロインの姿を捉える。『チチを撮りに』などの中野量太が監督と脚本を担当し、物語を紡ぎ出す。母親と娘の強い絆はもとより、人生の喜怒哀楽を詰め込んだストーリーに夢中になる。 |
/// end of the “cinemaアラカルト215「凍える太陽+5」”///
(追伸)
岸波
皆さんご承知のように、今回は「カリスマ彰のファッションの達人!」とのダブル・アップでございます。
パターンを踏んでいる僕のcinemaアラカルトと違って、彰のは短文感想+大量アップですから、本数がハカ行きますね~。
ということで、僕も観た映画を溜めておかないで、在庫一掃セールをしなくちゃと思っています。
早速、今回に続けて、僕の方の記事も書きたいと思いますので、も少しお待ちくださいませ。
では、次回の“cinemaアラカルト”で・・・See you again !
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アリータ バトル・エンジェル
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
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