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 #123 食べ放題

「始まりの天衣夢縫」から、タケヒコオーナーが登場するエピソードを収集中。

(それは真夏の暑い日の事…)

「タケヒコ、今日は休みだったんだって?」

「ローテーションで久々の大連休が取れたんだ」

「よかったな、それで何してたの?」

「思う存分、寝てたよ」

「だけど今日はモーレツに暑かったろ?」

「うん、寝苦しくて起きてみたら・・・

         

         

         

「身体が溶けてた」

  ←「汗まみれで液状化か!」

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「タケヒコ、なんか忘れ物でもしたのか?」

「うんオフクロが。で、2キロ先から戻って来た」

「最近、物忘れが激しいからな。出る時確認しろよ!」

「ちゃんとやったよ。

   着替え持った?(うん)、バッグ持った?(うん)、

   って言ったのに…」

「いったい何を忘れたんだ?」

         

         

         

「財布だよ」

  ←「計画的やな」

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「タケ、どうだった会津の旅行は?」

「山に分け入ったら、休憩するトコも見つからなくて…」

「知らない土地を観光するのって大変だよな…」

「でも、ちょうどいい辺りに名所の滝があるのを発見…」

「そりゃよかった。じゃそれを見に行ったんだ?」

「いや、入り口に立て看板が出てて・・・

         

         

         

「本日休業って。」

  ←「ええ~!」

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「いいだろ?この店のシャブシャブ食べ放題

「だよね、個室ってとこがサイコーだね~」

「人目を気にせずゆったりできるしな

「それに、野菜抜きで肉だけ注文できるし…」

「確かに野菜だけ残ることあるよな~」

「野菜だけ残すと・・・

         

         

         

「貧困家庭だって思われるし。」

  ←「ホントはそうなんだけどな。」

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mp3「傷だらけの天使」