◆創作ストーリー②【香水】
とても歳の離れた恋人がいる。
いつも背伸びをしている。
どうやら、早く早くと大人の女性になりたいようだ。
良く行くBarに連れていった。
カウンターに座って、ちょっぴりオネェを気取っている。
馴染みの僕に馴れ馴れしく語りかけるママのことが
とても気になるらしくて・・・
時折、BUっとした顔で睨みつけたりしている。

オイオイ、カンベンしてくれよ・・・
幸いにと、ママは柳に風とばかりだ・・・
まぁ、当然ではあるか!?
「香水」 by peco
ちょっと大人のふりをして
使ってみたの”ココシャネル”
あなたの好きなあの人の・・・
甘い香りがうらやましくて
ちょっとだけ耳の後ろにつけてみた
精一杯背伸びして
使ってみたの”ココシャネル”
でも、わたしには似合わない
年を重ねてあの人と
いつしか同じ年になったけど
やっぱりわたしには似合わない
今では机の引き出しに
ひっそりと忘れ去られた”ココシャネル”
 |
アタイのいい人はね・・・えへへオヤジなんだ・・・
でもねぇ・・・一緒にいるとね、とても落ち着くんだ。
なんだろ、ガキの頃からお気に入りの毛布に
スッポリくるまれているみたいな感じでさ・・・
きゃっ、イヤダァ~
なに聞いてるんだよぉ~
(あのぉ、勝手にお話になってるんですけれども・・・)
こないだね、
なんだか感じのいいBarに連れてってもらったのさ!
悔しいくらいにきれいなママさんが居てさぁ・・・
アタイのいい人、デレデレしてやがんのよ!
男ってば、みんなああなのぉ~
なんだかイヤダッ!
それにしてもママさんホントに綺麗だったなぁ~
なんか、とってもいい匂いがしてさぁ~

オイラの彼女、とってもガキでさぁ・・・
背伸びばかりしやがんの、まいるぜ!
こないだなんか、
なんだかとても高い香水つけててさ
「オメェにゃ、似合わねぇ!」っていったらさ、
口も聞いてくんねぇのよ・・・マイッタぜ!
ネオンにそまった奇麗な人形達じゃあるまいし
日焼けしたあの褐色の肌とさ
「ギャハハハ」って笑う時の白い歯が
いいんじゃんなぁ!?
「オホホ」じゃなくて「ギャハハハ」がいいんじゃん・・・
ありのままでさぁ?
オマエさぁ、そう思わないっ???
(ハイハイ、勝手に言ってなさいっ!)
【2008.1.26】 by peco&朱雀RS
朱雀RS 好きな人の前ではっ、
オシャレしたいですよねぇ・・・
最初は!?
ぎゃはははは・・・
「ありのまま」がいいんじゃないのぉってな話だした!
|