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| ◆ カンボジア(柬埔寨)便り-31「虐殺政権解放記念日」 年が変わってもコロナの感染拡大に歯止めがかからず、緊急事態宣言が発令されてしまいましたね。 2月7日プノンペン発、8日成田着のフライトを予約しましたが、8日に予定通り緊急事態解除となるか・・・難しいようですね。 1月15日時点のカンボジアのコロナ感染者数は累計で426名、治癒者数は381名です。 最近タイから陸路で帰国したカンボジア人が複数感染していて国境近くの病院に入院していますが、死者は未だにゼロのまま。コロナ対策の超優等生です。 そんなカンボジアでは1月7日は虐殺政権(ポルポト政権)からの解放記念日で祝日でした。 現場は乾季の追い込み時期なので普通に仕事していましたが・・・ 1979年1月7日、ベトナム軍がプノンペンに侵攻しクメールルージュ体制が崩壊した日です。 ちなみに現在のカンボジア首相フン・センはもともとはクメール・ルージュ軍の下級部隊指揮官でしたが1976年にはクメール・ルージュの過激な政策に嫌気がさし、粛清の危険も感じて1977年6月にポルポト派を離脱してベトナムに亡命したとか。 1985年1月14日、閣僚評議会議長(首相)に選出され(当時32歳で世界最年少の政府首脳だった)、現在では在職期間で世界最長の首相とされています。 クメール・ルージュ軍の大隊長だった75年4月のプノンペン攻略の戦闘で顔面に銃撃を受けて左目を失明、ソ連製のガラスの義眼をつけていたが、日本を訪問した際、日本政府からプラスチックの義眼を贈られ、手術で着用したとか。 渡辺美智雄と懇意にしており渡辺がいろいろと便宜を計らったそうです。 独裁化を批判されることの多いフン・セン首相ですが、ことコロナに関しては、必要な規制を即断即決できるというのは独裁体制の強みなのですね。 ということで、後は写真に沿って説明を。 まずはプノンペンにある友好記念碑。 カンボジアにはベトナムとの友好記念碑が多数ある。 こちらはコンポンチュナンにある友好記念碑。 10日の日曜日に自転車で国道5号線を南下してみた。 5キロ先にあったカフェ。 そのカフェの近くにあった祠? 祠に祀られていた軍人。フン・セン首相かと思ったら昔のバッタンバンの将軍とか。 フン・セン像にサングラスやマフラーかけて遊んだら捕まるよね。 担当工区、国道5号線の工事は順調に進んでいる。 同上。 一方、バイパス工事も急ピッチで。 太太(恵美子)一年前にとおった道よりずっと広がったねえ! たまには車が飛び込んでくることも。 ←え!? もう一つ↓ ←コラコラ、ホントはしょっちゅうあるんだろ(笑) 最後は例によって食事。 雅楽の白子石焼。日本酒が美味い。 こちらキンキ一夜干し。日本酒が美味い。
原稿送ります。 引継でバタバタしていますが、今日またプノンペンへ出かけてきます。 2月8日朝、成田着の便を予約したのだけど(シンガポール経由)、 緊急事態宣言は解除されないだろうね。 (フライトがキャンセルにならないか心配。) (2021.1.17up) 帰国自体は大丈夫だろう。空港でPCR検査があるけど。むしろ帰国してから罹患しないか、そっちの方が心配だな。 |
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