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| ◆ 駐在員生活の思い出/ケニアで最初のクリスマス
家の近所にあったローカル色あふれるウィルソンエアポートからセスナで出発。
このころ休日は毎週のように家族を放ったらかしてゴルフに興じていて(たいたいも婦人会のつきあいでゴルフを始めましたが、それは駐在3年目の1992年になってから)、ゴルフができない休日は家から車で20分ほどで行けるナショナルパークや動物孤児院、ジラフセンターなどに出かけて罪ほろぼしをしていた。
でも、ナショナルパークなど都市に隣接するような場所ではそれほど多くの動物を見ることはできず・・・
子どもたちも初めてナショナルパークに行った時は、シマウマ、ヌ~、インパラ、キリンを見つけては大喜びしていましたが、慣れてくると「またヌ~か」、「またキリンか」などとぶつぶつ言いだし、めったに見ることができない豹やサイを探して公園内をうろうろして迷子になりかけたことも・・・
たまにイボイノシシの親子や、ヘビクイワシ(英語名Secret Bird たいたいがスパッツをはいた鳥と呼んでいた。少年ケニアで毒蛇に囲まれたワタル少年を助ける場面あり)を見つけた時は喜んでいたけど・・・
マサイマラはケニアに生息するほぼ全ての動物を見ることができると言われていて、タンザニアの境の地域を季節ごとに巡るヌー(ウシカモシカ)とシマウマの季節移動「グレート・マイグレーションはつとに有名。
この国立公園ではBIG5と称される動物(ライオン・ゾウ・サイ・ヒョウ・バッファロー)をはじめ、比較的珍しい動物を見ることができると言われていて、実際よくテレビで放送されるヌーの大移動やライオンの捕食シーンなどはこの国立公園で撮影されることが多いとか。
余談ながら、マサイマラの東、ナイロビの北150キロに位置するアバーディア国立公園のツリートップスホテルは、エリザベス女王誕生の地として有名。 *1952年2月6日、エリザベス王女はエディンバラ公と公務で訪れていたケニアで父・ ジョージ6世の訃報を聞く。
「ツリートップスホテル」とは、猛獣の実態を観察するための樹上のホテル。 王女たちの宿泊した部屋は、巨大ないちじくの枝の茂みに吊り下げられていて、このいちじくの樹から降りるとき、王女は、すでに「女王」になっていたという・・・。 話を戻して・・ 24日昼前、キーコロック到着。
25日朝、サンタさん来なかった・・・と子どもたちガッカリ。 26日 0630 4thゲームドライブ
昼前のフライトで帰ナイロビ。
今にして思うと当時のケニアは危険にあふれていて、治安も悪ければ交通事故、飛行機事故も多く、ウィルソンエアポートの発着便はバードアタックによる墜落事故もけっこうあったよう。 ぼくたちが日本に帰国後の1994年12月6日、チャーター機でルワンダへ飛ぶ飛行機がバードアタックで墜落し、共同通信のナイロビ支局長、沼沢均さんが亡くなる事故があった。 沼沢さんは1992年からナイロビに駐在して、お嬢さんは日本人学校で次女の同級生だった。(1992年4月の入学式以来の付き合い) #186送ります。 パソコン不調によりまた遅くなった。 もう寿命のようで、買い換えないといけないかな。
(2025.5.18up)
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