◆ ホーチミンへ移動
暑い中元気ですか? 駐在員便りの原稿と写真を送ります。
今、ホーチミン市南の7区のホテルに泊まって、朝近くのフーミン橋を渡ってフェリーに乗って川を渡りプロジェクト現場近くの事務所に通っています。
ジャカルタに比べ人間も車も高層ビルも圧倒的に少ないけど、英語を話す人間が少なくて困る。
33年前に初めて駐在した時のような気分です。
7月4日、ハノイからホーチミンに移りました。
ハノイより1000KM以上南なのにあまり暑くなくすごしやすいところです。
今回のプロジェクトは、ベトナム高速道路会社発注の3.2KMの高架橋、高速道路プロジェクトで、契約金額はベトナムドンで3兆6千億ドン!(日本円換算で200億円ほど)というビッグプロジェクトです。
7月18日に起工式がありましたが、目玉の建設大臣を始め、ホーチミンの共産党のVIP等々が土壇場で出席をキャンセルし、ちょっと寂しい式典となりました。
ベトナムに来てから、いろいろと戸惑う事が多いですが、ホーチミンに来て一層感じたのが、「英語が通じない」ということです。
まず、ホテルにチェックインした時にフロントの女性が良く話せない、タクシーの運転手はほとんど片言すら話せない。
(しかも道を知らない。同じ地区にあるホテルに行こうとしても全然違うホテルに連れて行かれたりします。)
ホーチミンは最近日本の観光客、特に女性が増えているそうですが、これではトラブル多いんじゃないのかなあ?
で、職場に行くとプロジェクトを施工するJV共同企業体のパートナーである国営建設会社のエンジニア、事務のマネージャー、会計担当もほとんど話せない。
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Bitexco Tower
(※画像クリックで拡大)
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一応通訳という職種の人間がいますが、これがまた発音がおかしくて、何を言っているのかよくわからないし、基本的に物を知らないのでほとんど役にたっていません。
ベトナムなまり(中国語のような、シングリッシュのような、田舎訛りのような・・・。
逆に我々の英語は、彼らには変な発音に聞こえて理解してもらえないのかなと思いますが、とにかく仕事がはかどらず、ストレスがたまります。
ぼくの部下になる事務職と会計担当のローカルスタッフを雇わないといけないのですが、英語が話せるスタッフがなかなか見つからず、かなり焦ってきています。
ホーチミン、仕事でなければすごくいいところだと思いますが・・・
(2015.8.10)
うむぅ・・言葉の問題は大きいな、特にビジネスだから。
現地のJICAやJETROのような支援機関を頼る手はないのかな。きちんとしたネットワークが出来ているはずだよ。
ま、早く現地に馴染んで次のもよろしくね。 |