◆オリンピックの舞台で彼と全力で戦えた事を幸せに思います。誰がなんと言おうと私たちは柔道ファミリーです。・・・柔道男子60キロ級の準々決勝で、審判の「待て」が会場の喧騒で聞こえなかったスペインのガリゴスに首を締められ続け、失神・敗退した永山竜樹が、会場やSNSから多くのブーイングが出たにも拘わらず相手を庇って。
◆彼が怪我をして、ここまで乗り越えて、彼の努力と諦めなかった強さに本当に感動した。・・・体操競技男子個人総合で連覇できず6位に終わった橋本大輝が、大怪我を乗り越えて金メダルを獲得したチームメイト岡慎之助を讃えて。
◆自分の3年間は出し切れた。出し切っても及ばなかった。まだ今の自分ではシングルスのメダリスト、チャンピオンには値しないということ。次の4年間をチャンピオンに値する4年間にするしかない。・・・卓球男子シングルス準々決勝で中国の樊振東に敗れた張本智和がSNSに投稿した敗戦の弁が、中国から「心温まる言葉」「清々しい」「尊敬に値する」と大きな反響を呼んだ。
◆私生活もまともに出来ない状態で普通にいけば試合など出来るはずがなかったのに周りの方が私のために全力でサポートしてくれて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。・・・女子卓球で利き腕の左手を負傷しながら最後までラケットを振り続け銅メダルを獲得した早田ひなの言葉。
◆去年の世界選手権の決勝で彼に敗れてから、自分のレスリングとの向き合い方がすごく変わった。あの敗北が僕を目覚めさせ、こうしてオリンピックの舞台でもう1度戦えるという、ありがたい機会をもらえた。・・・男子グレコローマン60キロ級準決勝で世界選手権2連覇中の王者ゾラマンに雪辱を果たした文田健一郎がライバルにリスペクトと謝意を表して。
◆最高のチームだった。結果が伴わなかったが、ベストプレーを出してくれた。そこに僕が最後1点とって結果を出せなかったので申し訳ない。ここまでついてきてくれてありがとう。・・・男子バレー決勝トーナメントでイタリアに敗れた日本チームの主将石川祐希が、泣きながらチームメイトに感謝の言葉を。
◆今後は日本チームの1番のファンになります。・・・男子バレーボールの2024年ネーションズリーグで準優勝、パリオリンピックで世界の8強まで導いた名匠フィリップ・ブラン監督がイタリア戦に敗北し、引退を発表した最後の言葉。 |