※「アネクドート」とはロシアにおけるジョークのことで、最近、こんな小噺がロシアのアネクドート・サイトに掲載されている。
◆プーチン大統領が軍需工場を視察した。工場長が説明した。「前線の兵士に必要な物資を届けるため、毎日休みなしにフル稼働しています」「それで何を作っているのか」「棺桶です」
◆ロシア政府が遂にNATO加盟を申請した。理由は、ウクライナから自国の安全を守るためだ。
◆プーチン大統領の国民とのテレビ対話で、シングルマザーが質問に立った。「私には2人の息子がいます。子育てで国に何を期待すればいいでしょう」「2通の召集令状だ」
◆父親が、軍に動員された息子に電話した。「キエフは確保したのか」「まだです」「ハリコフは?」「まだです」「では、ウクライナで何を確保したのだ」「テレビと冷蔵庫、高級ワイン、パソコン、靴下、下着……」
◆プーチン大統領が「核戦争が起これば、われわれは殉教者として天国に行く」と述べた。これを聞いた天国の神は、NATO加盟を申請した。
◆問=ピョートル大帝とプーチン大統領の共通点は何か?
答=ともにロシアを19世紀に導こうとしている。
◆プーチン大統領が占星術師に占ってもらった。「私はいつ死ぬのか?」「あなたはウクライナの祝日に死ぬことになります」「祝日はいつだ」「あなたの命日がウクライナの祝日です」
◆100年前のロシア指導者はラスプーチン。現在のロシア指導者はプーチン。100年後の指導者は陳(チン)。(注:中国の属国化を皮肉っている。)
◆夜中の3時、ロシア大統領公邸で執事がプーチン大統領を起こした。「夜分に失礼します。ウクライナ側が降伏について大統領と交渉したいそうです」「遂にきたか。電話を回してくれ」「それには及びません。武装したウクライナ兵がドアの外で待っています」 |