◆良妻賢母という言葉があって、日本の女の方は賢いお母さんになって子供に教えたがるが実らない。実は、ご主人との人間らしい心の交流という環境の中で子供は成長していく。賢母は必ずしも良妻ではないが、良妻は必ず賢母なのです。良き母である以上に、良き妻良き夫であることが先決問題です。
◆世の中忙しすぎるが、忙しいと言うのは心が亡びると書くんですね。
◆大切なことは自分の中にある才能を引き出す努力を怠らないことと、その努力はいつか必ず実るんだと、絶対、自分自身に絶望しないことです。
◆「愛」と、理性に導かれた「友情」は、どこで分かつことができるのか。心理学者の一説によれば、人間の不快接近距離は80cmだそうです。このテリトリーに入ることを許しあえるのが恋愛なのでしょう。
◆女房は夫の鏡である。それにしても鏡を磨くのは、用心深さと大変な努力が必要である。しかし、擦り切れるまでお互いに磨き合うほかに夫婦の生きる道はないようである。
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