◆維新のころには、妻子までもおれに不平だったよ。広い天下におれに賛成するものは一人もいなかった。
◆自分の相場が下落したとみたら、じっと我慢をしておれば、しばらくするとまた上がってくるものだ。
◆人間の元気を減らすのに一番力があるものは、内輪の世話や心配だ。
◆世間に始終(しじゅう)ありがちの困難が一々頭脳(あたま)にこたえるようでは、とても大事業はできない。
◆天に星 地に花 人に愛
◆出来る人はやるが、出来なくなった人は教えたがる。
◆雲は何処に流れて行くのか・・・それは風が決めることだ。
しかし、よくそれで幕府方をまとめられたものだと、今更ながら感心します。