葉羽様
2003年5月9日、Muses-C「はやぶさ」が内之浦宇宙センターから打ち上げられました。
今も順調に目的の小惑星「いとかわ」に向かって飛行を続けています。
秒読みがはじまり。3.2.1.0.発射。
紺碧の空に白煙を残し舞い上がって行った光景が今もはっきり脳裏に焼き付いています。
そのタゲットマーカーのアルミ状の部分に私の名前が刻まれています。着陸成功すれば永遠に宇宙に残されます。
まさに夢とロマンです。
今惑星協会からメール受信。
今月(2004年5月)19日午後3時22分頃探査機「はやぶさ」が{いとかわ」に向かう軌道に移行するために地球スイウィングバイを行う。
これについて昨年打ち上げ前夜ホテルで関係者に色々説明がありました。
2004年、地球に近づいたとき、地球の重力を利用してグンと加速するためとか。
其の分燃料が節約出来、燃料を減らした分観察の道具を搭載出来るとの説明がありました。
小惑星の地表のサンプルリターン探査機は世界で最初。是非成功させたいですね。
葉羽 様、遂にやりました。
5月19日15時22分「はやぶさ」地球スゥイングバイにより小惑星「ITOKAWA」に向かう新たな楕円軌道に入りました。
イオンエンジンによる加速を地球スゥイングバイと合わせて行う世界で初めての技術を実証。
ご難つづきの日本の宇宙開発。私たちは勿論関係者の感動、喜びは大きいと思います。
「はやぶさ」がとらえた月や地球の映像を見て感動しています!
このような素晴らしい体験が出来る時代に生まれた事をあらためて感謝しています。
Ms.Dream 2004.5.20 |