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Written by まっさん命の小柴
Site Arranged by 葉羽
BGM:「古都」by MusicMaterial

♪♪月末になるとゆうちゃんは 薄い給料袋の封も切らずに
  必ず横丁の角にある郵便局へ とび込んでゆくのだった
  仲間はそんな彼を見てみんな 貯金が趣味のしみったれた奴だと
  飲んだ勢いで嘲笑っても ゆうちゃんはニコニコ笑うばかり

  僕だけが知っているのだ 彼はここに来る前にたった一度だけ
  たった一度だけ 悲しい過ちを犯してしまったのだ
  配達帰りの雨の夜 横断歩道の人影に
  ブレーキが間に合わなかった 彼はその日とても疲れてた

※「償い」by さだまさし

 

まっさん命の小柴葉羽(岸波)

 「償い」と言えば、まっさんの押しも押されぬ名曲。クマちゃん事務局長の"決め歌”でもございます。

 そんな名曲ですから、当然、岸波通信その87「償い」でもご紹介しているところ。

 さてその「償い」に関して、新たなニュースが。

 お知らせいただいたのは、会員ナンバー9の橋川さんです。

橋川

会員の皆様へ

 お世話になっております。

 県庁さだ研会員ナンバー9、政策調査課の橋川です。

 12月2日付けの東京新聞で、まっさんの「償い」が 警視庁の違反者講習で流されている記事が掲載されて おりましたので情報共有させていただきます。

 昨日、あらためてyoutubeで「償い」を聴きましたが、 この記事を見た後のせいか、何だかこれまで以上に胸に 染みました…。

「償い」

 ほぅ…なるほど。

 で、その「東京新聞」の伝えた記事というのが以下の通りでございます。

【交通事故減願う「償い」 実話に基づくさだまさしさんの歌 警視庁講習で流す】(2016年12月2日 東京新聞朝刊より引用)

 交通違反をしたドライバーなどが対象の講習で、警視庁は、交通死亡事故の遺族と加害者の実話を基に、歌手のさだまさしさんが作詞、作曲した「償(つぐな)い」という歌を聴かせている。

 今年六月に始めた取り組みで、受講後のアンケートに応じた約四千六百人の九割近くが「良かった」と答えた。

 さださんは「人間の痛み、事故の悲惨さを一人でも多く感じてもらえれば」と話し、忘年会などの酒席が増える師走の安全運転を願う。
(谷岡聖史)

 一九八二年のアルバムに収録された「償い」は、交通事故で夫を亡くした、さださんの知人女性の体験が基になっている。

 「話を聞いたとき、これを本当の反省というのだ、と感動した」。さださんは本紙の電話取材に、こう振り返った。

 歌詞は、過去に男性を交通事故で死なせてしまった「ゆうちゃん」の同僚の視点で描かれている。

 ゆうちゃんは、給料の中から遺族に送金を続けていた。七年目のある日、男性の妻から初めて返事が届いた。

 ゆうちゃんは思う。「償いきれるはずもないあの人から 返事が来たのがありがたくてありがたくて」

 さださんは「許した側に立って詞を作れば傲慢(ごうまん)になり、許された側にすれば何も言えなくなってしまう」と悩み、歌詞ができるまでに数年かかったという。

 講習で「償い」を聴いた人は年末までに二十九万人になる見込み。

 受講後のアンケートで「事故の悲惨さを再認識した」(三十代男性)、「涙が出た。二度と違反や事故をしないと心から思った」(七十代男性)、「言葉より感情に訴えるものがあった」(六十代女性)などの声が寄せられた。

 なるほどなぁ…これは素晴らしいアイディア。百の教訓を垂れるより、まっさんの「償い」一曲を聞かせてみれば、"ちょっとうっかり”の交通事故が、どんな悲惨な結果を招いてしまうのか理解できるでしょう。

「償い」

 岸波通信その87「償い」では、口論から相手を殴り殺した少年二名の裁判で、裁判長が有罪判決言い渡しの後、全く反省の色がない少年らに対し…

 「君達は、さだまさしの『償い』という歌を聴いたことがあるだろうか?」と語りかけた話を取り上げました。

 裁判長は続けます…「この歌の、せめて歌詞だけでも読めば、なぜ君らの反省の弁が、人の心を打たないかわかるだろう」。

 (いや~ いい話だった。うっうっ・・)

 そのくらい胸を打つこの「償い」。違反者講習に用いるとはまさに警視庁のファインプレー。惜しみない拍手をおくりたいと思います。

 で、この投稿に関する小柴会長からのメールが以下。

まっさん命の小柴まっさん命の小柴

橋川 様

 情報提供、ありがとうございます。

 東京新聞の1面に掲載されるとは、びっくりです。 警視庁に続いて、福島県警でもぜひ取り入れてもらえるといいのですが…。

 福島県警と言えば、先週、福島署の交通課長さんが飲酒運転で逮捕されたばかりですね。

 ぜひ、「償い」を聴いて交通事故の悲惨さを感じてもらえればですね。

 さだ研メンバーで、福島県警にお知り合いの方がいれば、ぜひ、つないでもらえ るといいのですが…。

 福島県庁さだまさし研究会 会長 小柴

 そっかあ… 昔なら、とある担当業務で県警とは密接な関係だったんだけどな。みんな退職しちゃったしな…。

 たくさん採用した警察官・婦人警察官の人たちも、僕の事なんか覚えてないだろうしな…。

 ~と考えていたところ、続けざまにクマちゃんからメールが入りました。

クマちゃん

会員の皆様

 皆様大変お疲れ様です。さて、先週金曜日(12/2)に、歓迎会兼忘年会を無事開催いたしました。

 小柴会長には、早速ご報告をいただき、ありがとうございました。

 会長のご報告にもありましたが、新加入の丹治さんと鈴木君のコラボが素晴らしく、 今後のお二人によるハモりが、とても楽しみであります。 (丹治さん、次回も「山口友絵」として一曲お願いできないでしょうか。 「いい日旅立ち」など…。)

 そして当日、新規加入いただいた方がもう一人いらっしゃいます。 岸波顧問のお声かけで参加された星美沙子さんです。

 星さんは、新採用の県立博物館で、岸波顧問(当時副館長)とご一緒だったとのこと。

 現在は、農林水産部農村振興課勤務で、早速、会員番号20番として 名簿登録させていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。

 ところで、橋川さん、「償い」の記事、ありがとうございました。

 警視庁と、東京新聞の粋なはからいに、感激してしまいました。

 早速、職場で回覧します。(私、職場の安全運転管理者ですので。)

 また、今月、県の安全運転管理者協会(事務局は福島警察署内)に 提出する書類がありますので、その際に、東京新聞の記事も持参し、提案してみます。

 というわけで、ますます充実していきそうな「さだ研」、 次回はより多くの方に御参加いただきますよう、お願いいたします。

「償い」を熱唱するまっさん

 なるほど、そういう手があったか!

 是非、福島県警でもいいことは倣って実現させて欲しいものですね。

 うん、なんだか今日は気分がいいぞ♪

 

(追伸)

 そうそう…まっさん会の皆さん、是非記事を書いてね~。

 一本まるごとが難しければ、今回の橋川さんのように「情報提供」してくれれば、会長と事務局長と僕とでまとめますから大丈夫ですよ。

 ではまた~

まっさん命の小柴まっさん命の小柴&さだ研【2016.12.11アップ】

 

 

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