by fujiko
エンジェル
さて第13話・・・今回は七夕についてのお話です。
愛逢月(メデアイヅキ)
~愛に逢う月~
七夕月“タナバタツキ”、七夜月“ナナヨヅキ”(または、たなやづき)、そして、この愛逢月、どれも七夕にちなんだ七月の異称です。
文月の語源も諸説有りますが、一説には、短冊に歌や文字を書いた七夕の行事から、文披月(ふみひろげつき または ふみひらきづき)、それが転じて文月となったとも言われています。
又、この月に咲く花の名前から、欄月“らんげつ” 女郎花月“おみなえしつき”・・・とも。
旧暦では秋の始まりの日だったことから 秋初月“あきはつづき”。
現代版 愛逢月はこれからが夏本番。ロマンティックな出会いを予感させるこの言葉・・・・・
どんな愛に逢えるのでしょうか??
~「美人の日本語」(山下景子著:幻冬舎)~ |
今年の七夕様は 雲間に隠れたお忍びデートでした!
きっと 金のお船で 天の川を渡ったんでしょうね??
それにしても・・七月って こんなに異称が沢山あるとは・・・??
七月が秋の始まりだったなんて・・信じられない!!
これから 夏本番になるのに ♪
夏は何たって 浴衣に カキ氷でしょう!!
そして 忘れてならないのは・・ う・ち・わ
ここは団扇の産地ですもの・!
内輪のはなしだけど・・
全国シェア70~80%誇っているらしい! です。
o(*^▽^*)oあはっ♪
鵲の橋(カササギ ノ ハシ)
~恋の架け橋~
織り姫と 彦星が どのように天の川を渡るかご存じですか??
七月七日の夜・・・ かささぎが どこからともなく沢山飛んできて翼を広げて橋を造ってくれるのだそうです。
熟語にして 鵲橋 (ジャッキョウ)とも言います。
鵲が 翼を広げて造ってくれる橋・・・・天の川の橋にふさわしい橋です。
そして・・・男女の仲を取り持つものを 「鵲の橋」と呼ぶようになりました。
鵲こそ日本の恋のキューピッドと言えるかも知れません・・・
この鵲・・今の鵲ではなく、今で言う青鷺のことをさしたとか・・・青鷺は 翼を広げた大きさが 日本にいる鷺の中で一番大きいそうです。
織り姫と彦星もきっと フワフワと夢見心地でこの橋を渡ったことでしょう・・・
~「美人の日本語」(山下景子著:幻冬舎)~ |
織り姫と彦星は・・金の船じゃなくて・・青鷺の翼の橋を渡ったんですね?
ロマンだわぁ~~ 夢見たいだわぁ~~!
す・て・き~~ 美しい!! ♪
だけど・・ さ ぎ・・・漢字でちょっと間違えば・・詐欺・・・
皆様!
決して 鯉の詐欺には遭遇しないようにして下さいね!!!
by fujiko(2006.7.22UP) 〔To
be continued〕⇒
葉羽
確かに、天の川をどうやって渡ったのかは謎でしたね。なら、年一回なんてイジワルしないで、いつでも渡らせてあげればいいのに。む、まてよ! 男女って、何か障害があったほうが燃え上がったりするからなぁ。そか!敢えてそうしたのか! さすがに、日本昔話は奥が深いなぁ。
←(そーゆー意味じゃないと思う。)
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