| ||
by Maruyama Yoshiko / Site arranged by Habane |
|
(丸山芳子)2014年の年の瀬における活動状況です。
【2014/11/26】精神の<北>へ vol.3 活動アルバム 今年の活動をアルバムに更新中。9月に開催した「精神の<北>へ」vol.3です。
【2014/12/5】中学生絵画展 今日は「佐藤太清記念 中学生絵画展」審査会だった。 文化勲章受章者の日本画家故佐藤太清氏は京都生まれだが、板橋区に半世紀ほど暮らしたそうだ。 板橋区では「佐藤太清青少年美術奨励基金」を設けて青少年の美術奨励として、2002年より全国の中学生を対象に絵画作品を公募し、「佐藤太清記念 中学生絵画展」を開催している。私はこの作品審査員3人のひとりに加わっている。 審査員はそれぞれ受け持つ色の付箋を、選んだ作品につけていく。 今年の応募は少し減少して263点。審査員を始めた頃よりも、いかにも一緒の場で描いたとわかるような“似たり寄ったり”の作品が減って、それぞれの作品世界が描かれるようになり、いい傾向だ。 審査を受ける側の気持ちがわかるからこそ、作品にはできるだけ丁寧に向き合い、その声を聴く。こだわりや迷い、息づかいが感じ取れる。 「君が自覚しているかどうか知らないが、ここがいいんだよ!」と伝えたい魅力を見つけたとき、付箋をつけて、背中を押す喜びがある。 (※写真は板橋区内の公園にて)
【2014/12/17】フィンランド大使館での忘年会 晴天の間の冷たい雨の昨夜、フィンランド大使館でのPikkujouluにお招きを受けた。ピックヨウルとは、リトルクリスマスまたは忘年会らしい。 私は来年の「精神の<北>へ」企画にフィンランドからアーティストを招きたいため、後援を頂いたことでのご縁。
ゲストはみな面識のない人ばかりだけれども、ともかくフィンランドつながりだから…と話しかけてみると、それぞれにユニークな関係。 オンカロ視察に行った方、デザイン視察に行った方などなど。私のプロジェクトにも興味を示された。 来年はシベリウス生誕150周年で、音楽の催しがたくさんあるらしい。アートもいい企画をして存在感を示したいね。
Pikkujoulu at Embassy of Finland in Tokyo, last night.
【2014/12/22】実行委員会 すんごい雪の降った18日の「精神の<北>へ」実行委員会。 互いを知り、共に活動するために、ひとりひとりの夢に耳を傾けた一夜。 @つきとおひさま
【2014/12/26】踊り続けるいのち 今は亡きピナ・バウシュへのオマージュとしてヴィム・ヴェンダースがつくった「pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」。かつて映画館で見た作品だが、テレビ放送で久しぶりのpina体験をした。 正直言って私はダンス・パフォーマンスという分野に馴染めない。なぜなのかは分析してみないとわからない。ではなぜピナの舞踏団の表現には、心を揺さぶられるのだろうか? pinaのダンスでは、ダンサーが世界にただひとりの特定の個人として存在し、人種や生き様や感情、意識を持った人として表現しているからかもしれない。 私はそのダンサーの背景を知らないのに、踊っている姿にその人の人生や内面を想像する。 体型も人種も年齢もみな違う、ばらばらな集団が踊るさまは世界の縮図に思え、地球上の多様な人種や民族や境遇の人間がそれぞれの地で生きている姿を俯瞰しているように感じる。 人間はみな同じではない。違ってこそ真実なのだと実感する。 その体験は、見ている自分へ向けられた鏡となって、これまでの人生や力量や外見や内面を肯定し、これからもひたむきに生きようと思うきっかけになる。 人生観や世界観にまで思いを至らせる表現って、目指すべき理想なんじゃないか?と刺激された晩だった。
【2014/12/30】Seasons Greetings! 今年の関わりをありがとうございました。 来年もどうぞよろしく! Seasons Greetings! 葉羽 来年も頑張ってください♪
|
Copyright(C) MARUYAMAYOSHIKO & HABANE.All Right Reserved. |