【2013/6/16】 フィンランドへ
今年の冬から開始したプロジェクト「精神の<北>へ」。
今後の活動のために、フィンランドの<北>をリサーチにやってきた。
※右の背景画像(フィンランド行きの飛行機より)⇒
今年招いたアーティストの国ノルウェイと共通したサーミ民族のこと、この地のアーティストとの出会いを期待して…。少しずつ紹介したい。
ラップランドの中心都市ロバニエミから、さらに北を望むと森が待っている。
フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトによる図書館。
本がなぜこんなに美しくみえるのだろう?!
床に高低差がつくられて、本に取り囲まれながら眺める事ができる。
中心市街…だけど人はまばら。
もう一枚。
長距離バスターミナル。
ラップランドの中心都市にしては単線なのが意外。
フィンランドでは、各都市ごとに「アート・アソシエーション」があって、プロフェッショナルで活動しているアーティストのほとんどが加入しているらしい。
ロバニエミを中心とするラップランド地方は人口が多くないため、この広大なエリアを総括しているそうだ。
この地域のアーティストをウェブギャラリーで見る事ができるので、現地に着く前から会いたい人をリストアップしておく。
http://www.lapintaiteilijaseura.fi/
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「LAPIN TAITEILIJASEURA」
http://www.lapintaiteilijaseura.fi/
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この街ではアートシーンがそれほど多くないので、美術館の図書を見たりして「おっ!」と思う作家は、南のヘルシンキ在住のことが多い。やっぱりね…。
それでも、アソシエーションのリーダーでアーティストのマリアさんが、作家に積極的に連絡して、会う機会をアレンジしてくれる。
北に照準を合わせて活動する日本人の訪問がうれしいらしい。
作品の現物を見せてもらったり、本人と話してみて初めてわかることがたくさんある。
そして、「ラップランドに住む人なら誰でもサミ民族の親戚がいたりするよ」ということを裏付けるように、サミ民族の誇りを感じさせる言葉を聞くことができる。
葉羽 今回のフィンランド訪問はノルウェイ滞在制作のための事前リサーチも兼ねていました。
さて、十分な成果が得られたでしょうか。
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