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"ホシノキセキ" by -WindSphere-
 

(丸山芳子)過去の「精神の<北>へ」に関して二題。

 

【2024/10/25】 「展覧会の記録」

 日本の東北地方、福島県で開催を続けているこの「精神の〈北〉へ」プロジェクトは、2019年にフィンランドのラップランド地方に旅しました。

 ラップランドとそこに住む人々は、東北地方と多くの点で似ていると感じました。

 この意義深い展覧会の実現に尽力してくれたアーティストのヘレナ、ロヴァニエミ美術館のみなさん、参加アーティストたち、そしてこの体験を記録してくれたユッカに感謝しています!

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 This "Spirit of North" project, which is continuing to hold in Fukushima Prefecture, Tohoku region, Japan, has traveled to Lapland region, Finland in 2019. I felt Lapland and the people there is similar in many ways to Tohoku region. I would like to thank artist Helena, who helped make this meaningful exhibition a reality, the people at Rovaniemi Art Museum, the participating artists, and Jukka, who documented the experience!

【2024/10/26】 「10年前の写真」

 これは2014年12月18日の写真だ。

 Facebookが何らかの法則か、ローテーションか、配慮(?)によって、私の「友達」写真のところに、もう長いこと会っていないしFBでコンタクトもとれていない人を前面に引き出した。

 ああ、このひとは今どうしているだろうか・・と、そのポートレート写真をクリックして見出したのが、この10年前の写真。

 それは私の投稿で、そのコメントによると、師走の日にたった1泊の行程で大雪の喜多方にやってきて、「精神の〈北〉へ」実行委員会を開いている。そして「互いを知り、共に活動するために、ひとりひとりの夢に耳を傾けた一夜。」と書いている。

 そのときの自分の心境を想像してみる。 はるばる東京から来て、互いの夢を聞きあうひとときを持つことには、理由があるはずだ。

 師走の忙しい時期にも関わらずこうして集まってくれた仲間への信頼と感謝だったのだろうか。そしてこのプロジェクトへの協力を一方的にお願いするばかりではなく、仲間ひとりひとりの夢も、少しでも同時に叶えるような活動でありたい、そんな理由だったのだろうか?

 最近の「精神の〈北〉へ」は、実行委員会を開くこともなくなり、参加アーティストとわずかな地元の協力者によって、なんとか開催してみたが、私の体力は落ちたし、少人数での開催準備には限界がある。

 来年の開催は、あらゆる点で見直しをして、関わる人にとっても得るものがある、無理をしないで細く長〜く続けられる活動方法を考え出したい。過去の活動スナップから教えられた気がした。

葉羽 10年以上も、しかも世界を股にかけてイベントを企画・調整しているのですから大したものだと思います。お役所の事業なんか担当者の異動と共に大体3年くらいで終わっちゃいますからね・・。

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