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by Maruyama Yoshiko / Site arranged by Habane |
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(丸山芳子)超多忙な日が続いています。
【2024/10/8】 「喜多方へ」 故郷の祭太鼓に後ろ髪を引かれながらも向かった先は、会津地方の喜多方市。 来年10月に予定している「精神の〈北〉へ vol.15」国際交流活動の準備として、催しの会場とレジデンスを予約し、また、喜多方市で活動するために必要な「コーディネート組織」の設立について話し合う講演会を、ぜひ聴きたいと思った。
講演会は、秋田市のコーディネート組織である秋田市文化創造館ディレクターの芦立さやかさんの講演と、会津地域文化藝術フォーラムの川延安直さん、喜多方市地域プロジェクトマネージャーの石田俊輔さんとのクロストーク。 秋田市の例はすばらしく理想的。喜多方市でここまでいかなくても、近付けることは十分できるはず。 喜多方市に文化活動のコーディネーターが常時いたら、私はもっと頻繁にプロジェクトを開催できると思う。そういう人がいないため、準備のすべてを自力でするには限界があり、現地の知人を頼ると、重荷を一緒に背負ってもらうことになって申し訳ないジレンマが常にある。
コーディネーターが職務として存在し、経験から学んでプロになってくれたら、どんなに助かることだろう! 西会津町の西会津国際芸術村がとても良い例だと思う。メンバーの全員が、経験を積んで頼り甲斐のある人達ばかりだ。 喜多方市にはたくさんの魅力的な蔵があるのだから、そのような利用可能な場の情報と、多様な専門家や職人情報、よろず助っ人情報を持っているコーディネート組織がまちなかにあれば十分ではないか?かつての「まちづくりセンター」が復活すればいいのだ。
東北の震災後、喜多方市ではたくさんのアート活動が展開されて福島の再生を応援し、市民有志がそのコーディネートを担った。私のプロジェクトの実行委員会メンバーの方々も、それらの実行委員も兼ねていて、「今、私はどの実行委員会にでているんだっけ?」と笑っていた。
しかし、その開催の嵐が過ぎ去ったら、その経験を積み上げる組織がないために、記録もされず消えてしまうのはもったいない経験だったはずだ。 たった2日間の喜多方滞在だが、懐かしい恩人・仲間・協力者と再会できて、意思を共有し、濃い充実した時を過ごした。
みなさんとさらに話しあえる最後の親睦の宴から中座して帰京するのも、後ろ髪をぐいぐい引かれたけれど。。。また会いましょう! 葉羽 喜多方にしばらく行ってません。コロナもあったし・・。そろそろ出かけて行きたいですね、僕の初任地でしたから。
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