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  by Maruyama Yoshiko / Site arranged by Habane
"ホシノキセキ" by -WindSphere-
 

(丸山芳子)連休中に展覧会を見て回りました。

 

【2023/11/5】 「展覧会巡り」

 多種多様の、自分にとっては大事な用事が詰まっていて、なかなか外出できなかったけれど、連休中に展覧会を見て回った。

 写真をほとんど撮らなくて画像がないので、チラシとDMを作業台に配置。

 山本裕子展(ギャラリー檜)、中川猛展(SPC)、歳森勲展(space23℃)、庄司朝美展(gallery21yo-j)、大小島真木展の展示とクロストーク(調布市文化会館たづくり)、近藤昌美展(Tokyo Art Museum)。ほか。

 方向音痴なので、スマホ頼りにかなり歩いた。

 作品を実見して作家やギャラリーの人と会話する機会は貴重。もっとつくりたい。

【2023/11/12】 「針金の球体」

 銀座のギャラリー檜さんからお誘いを頂いて、12月のグループ展に1点出品することにした。来年5月に個展をするので、その予告お知らせも兼ねようと思う。

 今年の秋の出版をめざしていた私の作品集は、案の定、準備作業にはまだまだ時間がかかりそう。。なんとか進めようと毎日パソコン作業なので、制作タイムをはさむことでリフレッシュ。

 

 木製のオブジェと組み合わせるため、ステンレス針金で球体をつくっている。地球、細胞、時の抽象化などをイメージしながら。

 インスタレーションの要素としてつくる針金製のオブジェは、これまでにもいくつもあって、気に入っているマテリアルだ。   

・木の根 (2014) http://maruyamayoshiko.com/artwork/2014/2014realm/
・サナギ (2012~2018) http://maruyamayoshiko.com/artwork/2016/eclosion1601/

 針金を絡めていくとひとりでに球体が引き締まって小さくなってしまうので、もっと大きくしようと多方向に引っ張ってみる。すると、伸びるところと引き換えに、針金が交錯しているところは一層もつれが引き締っていく。

 

 地球上の複雑な事情を持つ地域が、さらにしわ寄せを被って混迷を極め、容易に解決しえないことを、手の中の針金の球体に想起した。

 木のコブの部分は時間の積層を感じさせておもしろい表情があるので、いつもの庭木の剪定では保管しておく。

 

 今回はそれに石粉粘土で生き物の形を加えようとしている。ただいま制作続行中。

葉羽 うむぅ・・今年切った数十年同じ位置で切って来た我が家の合歓の木のコブはこの数十倍はあって差し上げたいくらいです。でも100キロ以上(200キロ?)あって運べないのが残念(笑)

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