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(丸山芳子)母からの連絡で急遽帰省することに。
【2023/8/30】 「急遽の帰省」 先週末の朝、母がかすれ声で「具合が悪いので来てもらえるかい?」という電話。 博物館に出かける予定で身支度していたのを、急遽、旅支度に変更して郷里に向かった。 その日は母は穏やかに過ごせたのだが、翌朝になって激しいめまいと吐き気で辛い状態になり、検査と点滴のために入院した。
私は毎日病院へ、感染予防のためわずか10分の制限の面会に行っているものの、母のいない母の家で暮らすのは初めてだ。 実家の土蔵には、私と夫の作品や素材を保管してもらっている。 1980年代に制作した私の油彩画を、何十年ぶりにカバーを外して、状態の確認をする。 とりわけ、作品集に加える絵は、実際のところどんな色合いなのかを見ておきたい。 手元に実物がなくてデジタルデータだけだと、色補正の際に自分の好みの色合いになりがちだ。私の場合は、青色が紫ががってくるのだ。
この蔵は、2011年の地震で少しヒビがはいった。2021年の地震で、内壁が部分的に深く剥がれて落下してしまった。 いつまで持ちこたえてくれるか心配だったが、後ろ側の公道を回って見て、とりあえず外壁は大丈夫と確認ができた。
いつのも帰省では、母との語らいや家事や片付けの手伝いがメインになるが、今、思いがけずひとりの時間となり、こんな懸案事項も解決している。 葉羽 我が家の地震被害は、火災込みの地震保険で結構、補償を貰いました。
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