| ||
by Maruyama Yoshiko / Site arranged by Habane |
|
(丸山芳子)今年は亡父の新盆なのですが・・。
【2022/8/8】 新盆 今年の夏は、亡父の新盆。 父の最晩年の数ヶ月、私はプロジェクト活動の責任者の立場を優先して、1度しか会いに行けなかった。 父のことを思うとき、懐かしさとともに、そのさみしさと申し訳なさが混じり合う。 新盆は帰省するつもりだったけれど、昨今のコロナ感染のすさまじさと医療崩壊。。。私は郷里へ帰ってはいけない。 母に電話をしたら「それでいいよ」と言ってくれた。 涼しくなったら、母を静かな温泉に誘いたいと思う。 【2022/8/9】 クロアゲハ観察記 クロアゲハを見守ったのはこのアゲハを含む4匹。何十匹か羽化させたナミアゲハとは違う、クロアゲハの共通点があった。 ガツガツむさぼり食らう姿が見せる、生きることにひたむきなワイルドさはなくて、おっとりゆっくり、王子様かお姫様みたいな。 どれもが蝶になれたわけではない。1匹はサナギになるための脱皮でもがいた挙句、死んでしまった。もう1匹は、サナギになり羽化直前のとき、腹部をやぶって別の虫が這い出して。。。つまりアゲハは他の虫に寄生されていて死んでしまった。
無事に羽化できて蝶になって飛び立ったのはたった1匹。 だから、なにか悲劇が起こってしまうかもしれない不安がつきまとう。 むずかしいのかな。。。クロアゲハは。
飛んでいるクロアゲハを見ると、そういう淘汰を超えて生きていることを思う。 このクロアゲハも動きがゆっくりで、はにかみ屋。葉の陰に隠れていることが多い。 糞を片付けて新しい枝を追加するとき、おびえて、びよ〜んと赤い肉角を出した。
葉羽 肉角と言うんですね。二つに分かれた舌のようなものでしょうか。初めて見てビックリしました(笑)
|
Copyright(C) MARUYAMAYOSHIKO & HABANE.All Right Reserved. |