（丸山芳子）西会津展とスコットランド交流展の紹介です。

【2021／10／23】　ふたつの流れが出会うところで

「精神の〈北〉へ：ふたつの流れが出会うところで
　Spirit of North: Confluence」

　西会津国際芸術村（福島県西会津町）23~29日 にて始まります！

　6月からスタートしたスコットランドとの連続交流展。

　その締めくくりは、両国がいっしょに23日にスタートする展覧会です。

　スコットランドの会場は北方の島、スタンディングストーン遺跡の観光の名所ルイス島の、ギャラリーAn Lanntair。 双方がzoomで繋がり、互いの開催を見せ合い、昨年から続けてきた交流を振り返ります。

・ ・・・24日のふたつの催し・・・ ・
＜シンポジウム　14:00~16:00＞
講演： 「北と惑星思考 」
　結城正美さん
（青山学院大学教授、環境文学・アメリカ文学）

　自然や環境は人間の歴史のなかで語られてきたけれども、惑星という視座は、近年になって出現したものである。人間の時間尺度を優に超えた惑星、そこに私たちは住んでいる。そのことを文学作品を手がかりに考えてみたい。

・ ・ ＜国際交流オンライン・コミュニケーション　18:00~20:00＞
参加者： 日本とスコットランドの参加アーティスト　８名、ほか
内容：
・スコットランド展の紹介映像（Perth展、Stornoway展の予定）
・日本展の紹介 　（喜多方展：映像 8分）
　（西会津展：４名の作家が芸術村の各会場からzoomで紹介する)
・ディスカッション：
　「この交流活動を振り返って」

　22日には、設営中のスコットランドの会場とzoomで繋がり、リハーサル。

　日本側は４名のアーティストが芸術村の各教室の会場を現場で紹介する方法をとることになり、スムーズな流れを作るために投影画像をみながら相談中。

　芸術村のディレクター矢部さんやプロジェクトマネージャーの池田さん、その他の精鋭メンバーの的確な対応に、この開催は支えられています。

【2021／10／25】　国際交流展開催中

　「精神の〈北〉へ」の西会津国際芸術村の開催と同じ日。 スコットランドでConfluence of North の国際交流展が始まりました。

　日本展と同じく、両国から４組８名によるコラボレーション。

【2021／10／25】　SCOTTISH FIELD

　西会津国際芸術村で29日まで開催中の「精神の〈北〉へ」が、スコットランドの月刊誌 SCOTTISH FIELDで紹介されています。

　連携開催しているスコットランド側のリードアーティストSu Griersonと私との、この企画を立ち上げる経緯や、両国作家同士の交流プロセスにもふれています。

　スコットランドでは、An Lanntairギャラリーにて、芸術村と同様に、両国の４組８名のコラボ作品の展覧会を開催中です。

葉羽　こちら「岸波通信」の掲載サイクルとの関係で、既に会期は終了しています。ごめんなさい。

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