(丸山芳子)家のメンテナンス、頑張っています。
【2020/5/2】 Stay Home
Let's stay home! 家に居ようねーということで、家のメンテナンス。
一昨日は夫と、キッチンや浴室の継ぎ目の補修。
ゴム系の目地グルーが家に買い置きしてあって、良かった。
そして、最難関が家の隅っこで待ち構えていた。
キッチンの換気扇クリーニング…毎年暮れの大掃除シーズンには、水仕事は夏にする方がいいよねーと言ってパスし、夏には忘れている。
忙しい年が続いたので、何年分もの油が円筒形ファンの隙間にビッシリとこびりついていた…。
昨日から漬け置きしたり擦ったりを試みて、今日ようやくピカピカに完了!良くやった、わたし!
今後はこんな苦労したくないから、まめに掃除しようっと。
【2020/5/4】 アルバム・バトン
「アフターコロナ」の世界を想像するとき。
【2020/5/18】 蝶になる
「蝶になる」シリーズを制作中。 このシリーズは、2011年の震災が人間にとっては脅威でも、地球にとっては繰り返す現象にすぎないのだと再認識して、自分をとりまく環境や他の生物をもっと知ろうとしたことに始まる。
その年から、アゲハの卵から羽化までを観察し続け、そのミラクルな変態と粛々と命を受け渡す営みに胸を打たれた。とりわけ、津波による大量の死を悼んだ春は、ただ”生きる”ことが尊く思えた。
ひたむきに葉をむさぼり、体内では着々と青虫とは似ても似つかない蝶の体を準備し、目の前でみるみるうちに変態を遂げる不思議さ。
観察を繰り返すうちに、この大変身はサナギの時期だけでなく、前蛹という、青虫と蛹の間の引き継ぎの姿のときに、かなり蝶になる体を用意しているようだな、と気づいた。
なぜなら、前蛹になってからわずか1日後に、脱皮して蛹になったとき、その胸部には、すでに蝶の頭に立つ触角やストローのような口が束ねられた形や、羽までもが、レリーフ状に浮き出して見えているからだ。
前蛹の姿は、青虫の体を少し短く縮めてわん曲させただけの形だ。6本の胸足を合わせて頭を近づけ、祈りのポーズにも見える。
体内の細胞が変容していくのを、じっと感じ取っているのだろうか。
今年も自室にとりこんで、アゲハの観察を始めてしまっている。
やめられない、止まらない…
「蝶になる #7」2020
紙にアクリル、パステル、色鉛筆、インク
54.5 x 40cm
"Becoming a Butterfly #7" 2020
acrylic color, pastel, pencil, ink on paper
54.5 x 40cm
「蝶になる #8」2020
紙にアクリル、パステル、色鉛筆
54.5 x 40cm
"Becoming a Butterfly #8" 2020
acrylic color, pastel, pencil on paper
54.5 x 40cm
葉羽 右の背景画像は#7の部分です。
<<2020.5.21 Release by Habane>> |