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by Maruyama Yoshiko / Site arranged by Habane |
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(丸山芳子)展覧会記録集の編集にいそしんでいます。
【2019/11/28】 からむしのこえ バスを降りた時、近くから遠くから、耳に届くたくさんの自然の音ーせせらぎ、虫の羽音、様々な鳥の声。 街での暮らしで、私は無意識に騒音を聞かないようにしていたんだな…と気づいた。 昭和村の地に立って、無意識という耳栓をはずし、聴覚に集中し、心地よい音の数々を受け止めた。 とてもインパクトが大きかった昭和村の滞在リサーチを思い出す。
大宣伝をすることなく、粛々と受け継がれてきた昭和村のからむし。 これからも途絶えずに作り続けられますように。 最後の参考文献に、懐かしい方々のお名前が。 【2019/12/8】 中学生絵画展 板橋区にゆかりのある日本画家の佐藤太清を記念する中学生絵画展。 私はその審査員を務めて10年目に入り、今年の審査会を行った。 作品に見え隠れする中学生の心情に向き合えて、自分の心にも鏡を向けるような時間になる。 今年の作品で印象に残ったのは、鯨の半身をどーんと描いたもの。 写真を撮らなかったのが残念だが、のびやかな水彩が瑞々しく、海と鯨の大らかさも気持ち良い。 腹部の色とりどりのにじみが美しいと思ったら、それは飲み込んだプラスチック。心地よい鑑賞の後の痛み。 幼い絵も多い中で、意識の成長が嬉しくなる作品だった。 3人の審査員で私しか選ばなかったので、「入選」だったけれど… 写真は、昨年の授賞作品。 I'm jury of Junior-high students' painting for 10 years. 【2019/12/10】 Helena Junttila 今年、一緒に展覧会を共同企画したHelena Junttilaの作品から。 Tampereella Himmelblaussa on kolme teosta Tapani Kokon kuratoimassa Joulun harsomaa -näyttelyssä 5.1.2020 saakka. 彼女のこういう不思議な作品は格別! 【2019/12/17】 記録集編集 ロヴァニエミ美術館(フィンランド)での展覧会。 4ヶ月の会期は長〜い!と思っていたら、残りひと月になりました。 なごり惜しみつつ、この開催も含めた記録集の編集作業に、連日連夜、励んでいます。 葉羽 本当に時間のたつのは早いですね。気候厳しき折、お身体をご自愛くださいませ。
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