(丸山芳子)新サイト作成中です。
【2019/2/10】 カバー写真変更
「夏の山-昭和村-」2014、紙にガッシュ、コラージュ、転写、45x52cm、個人蔵
[Summer Mountain-Showa-mura Village] 2014, gouache, collage, transferrence on paper,45x52cm, private collection
(※右の背景画像はその一部分)⇒
いま、新サイトを作成中。
そう言えばこの作品は会津での活動にて、少しの観客に見ていただいただけで、あまり人目にふれていないなあ…と思ったので、ここで。
【2019/2/16】 骨盤
しゃがむ、立ち上がる、そんな動作にいつもより時間がかかるのは、間接が堅くなってきたのかな?
メンテナンスのため接骨院でチェックを受けたら、唖然…私の骨盤は、いつも右にわずかに回転しているらしいのだ。
そのままでは上半身と下半身の向きにズレが生じるので、左脚を付け根から開いて補うことで、私を斜め右方向ではなく前に歩かせていた。
その他、もろもろ各部位の体のゆがみや症状が、すべて骨盤の回転を原因と考えるとぴたっと符合して、なるほど!
わかったから終わりではない。メンテナンスはこれからだ。 このゆがみは子供の頃からのはずだ、と思い当たった。
私の歩き方が、いつも左足先のみ外を向いているのを、子供だった姉に指摘されたのを覚えていたから。ということは、これは何十年という月日が経っていることになる。
うーん、それを正常に戻した時、私の体はどういう反応をするのだろう?
帰宅してからもう一度骨盤の左右の突起(前腸骨棘)の位置を確認して、ふと気がついた。おへそから突起までの長さが左右で2~3cmぐらい違う!
骨盤が右に回転しているけれども、おへそはちゃんと体の中心にあって前を向いていこうと、位置をずらしてくれていたのだ。何と言うか…健気だ。体って不思議だ。
そして、もう一度想像してみる。メンテナンスで骨盤の向きを正常に戻せた時、私のおへそは2〜3cm中心から左にずれることになる?
骨格的にはokとしても、外見的には奇妙な…。どうしよう。少しずつ、位置を変えて中心に納まってくれるだろうか?
その成り行きが興味深くもあり、心配でもあり…。
【2019/2/20】 ダナ・ハラウェイ
人類学に関するテキストを読むと、必ずと言っていいほど紹介されている人がダナ・ハラウェイ。
興味を感じて著書を検索すると、う…高い…。で、まだ未読なのだけれど、写真美術館でドキュメンタリーが紹介されるのを知って、行ってみた。
意外にも上映ホールは満席に近かった。 ハラウェイさんにとって、民芸品のザルと言えば、それを作ったどこかの国の豊かではない人々のことを考えずにはいられない。
犬と言えば、牧羊犬だった祖先の記憶のことを思わずにはいられない・・そう話した時、挿入された映像は、犬の障害物競技コンテストで、人間が教え込んだ通りに跳んだりくぐったり走ったりする犬の姿が映る。
犬は嬉々としているのだろうか?地球上の種という観点から眺めると、胸がシクッと痛む。
人間の多様性や異なる種との共存について、ハラウェイさんの考え方に共感したし、彼女の気さくなキャラクターがいい。
共に生きる老犬の姿や、牛の権利のアニメも愉快で、ほのぼのとしながら深いものをいただいたドキュメンタリーだった。
さて、本も読んでみることにしよう。
葉羽 やっぱり購入するんですね、高いけど(笑)
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