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by Maruyama Yoshiko / Site arranged by Habane |
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(丸山芳子)精神の〈北〉へ vol.10の準備を進めています。
【2018/10/12】 精神の〈北〉へ vol.10 ただ今、来春から始まる「精神の〈北〉へ vol.10」の準備中。 フィンランドの北部、ラップランドでの開催です。 以下はフィンランドとの交流展を開催した、2015年の「精神の〈北〉へ vol.5」の写真です。 福島県の会津地方、三島町に滞在した際に、木彫の素材を探して材木を扱う会社を訪ねました。 そのとき、参加作家のひとり、ヘレナさんが譲っていただいた栃の板。その色合いを生かして油彩作品「Morning」を描き、喜多方市の座敷蔵にて展示させていただきました。
この作品は現在、フィンランドの北部、ラップランド地方にあるロヴァニエミ美術館に収蔵されています。 そして月日が経ち、メールで対話するうちに、「また、精神の〈北〉へ をやろうよ」「今度はフィンランドで開催しない?」という流れになったら、丸山とヘレナの意欲が相乗効果でスピードアップ。 ヘレナがプロジェクトを美術館に紹介し、来年の4/5〜8/4に、ロヴァニエミ美術館での開催が決まりました。
2ヶ月の予定が、館長の希望で4ヶ月に延長。 現在、丸山・ヘレナと、美術館のキュレーター・アイラさんがチームとなって、協力しながら準備をしています。 今は資金作りの申請に取り組み中ですが、秋のうちに参加メンバーをご紹介します。 日本・フィンランド・スウェーデンからの9名の表現者に加え、講演・公演も充実しています。 ラップランドに多く暮らしている先住民族サーミ人と東北人のもつ、自然と深く結びついた精神性や、被征服の歴史など、東北との類似を多く含んでいるラップランド。 この地での滞在活動は、会津地方での活動の合わせ鏡のように、響くものが多いはずです。 もりのしごと舎さんを訪問して どこかで報告の機会をつくりたいと思います。 【2018/10/16】 申請書づくり もっと分かりやすく、もっと説得力ある文章に…と、申請書に取り組んでいると、キリがない。 少しの妥協が助成資金を得られるチャンスを失う原因になったら悔やみきれないから、何度も書き直し、プリントし直し。相当の紙とインクを無駄にしてしまった…。 もう2ヶ月も、私の作業テーブルは書類置き場になっている。制作したいよー!と心の声。 そうしてまで、次の、精神の北へvol.10は、すごい事になりそうなのだ。 日本とフィンランドの企画チームは、いいアーティストが揃った!と自画自賛し、がんばろうねと励まし合っている。 今朝、2カ所に申請完了!3カ所がまだだけれど、ひとまず自分にご苦労さん。 写真は、山椒の実。 葉羽 山椒の実…もしかして次の作品のモチーフの一つでしょうか。
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