(丸山芳子)『宇フォーラム美術館個展』に向けた制作をさらに進めています。
       
【2026/8/27】 地の脈/ Veins Beneath
10月の個展に向けて準備中。 作品の制作が追い込みの段階に入っているが、作品の部分として必要なものも並行して用意しないと。
これらはすべてインスタレーション「地の脈/ Veins Beneath」のためのもの。


紐は、こんな色のものを買えば済むことなのだけれど、2009年にリトアニアで制作したときに現地調達した紐がどっさり余っている。

そこで手間暇かけて、今あるものを有効利用しようとして。

この時間があったら、作品がもっと進むのにと思いつつ。
【2026/8/27】 地の脈/ Veins Beneath
昨年の個展や「精神の〈北〉へ」展のときに発表したインスタレーション「地の脈」は、地表の各地域を表す天板部分を特定の地域にせず、象徴的に示した。
そして現在、福井県の熊川宿若狭美術館で展示している同名のこの作品は、特定の地域の形を表している。私が「精神の〈北〉へ」プロジェクトで交流した国や、個人活動として海外で発表や交流をした国、まだ関わりを持っていない大国など。
この作品を10月の個展でもサイズを大きくして発表するが、作品に自分自身をどんなふうに投影しようかと、しばらく迷っていた。
人がある地域に繋がりを感じ、離れがたく思うのはなぜか。たとえそこが自分の理想の環境ではないとしても—。津波に襲われた地や汚染された地に再び戻ろうとする人、吹き荒ぶ雪の中で乳母車を押し、そのような厳しい土地で子育てをしようとする人・・人には、その土地を選ぶその人なりの理由がある。

今作っているのは、ふるさと福島県のおぼろげな形で、その上に、私がこの地に懐かしさや愛着や宿命を感じるものを表現してみようと思う。

「風の谷のナウシカ」のアニメーションのなかで、王蟲の金色の触手の上に広がる草原にみる幻影のように。
       
葉羽 福島県の形はすぐに分かりました。猪苗代湖がポイントですね♪
|