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その64

毒吐く独白

 前号で書いた「俺たちに明日はない」の原題は「ボニーとクライド」で「明日に向かって撃て」は「ブッチ、キャシデイとサンダンス、キッド」とやたらに長い名前の羅列だが「トムとジェリー」みたいに、すぐに覚えられない。

 洋画の原題が日本ではしばしば変えられ邦題として興業されるが、映画の宣伝のためにはインパクトのある題名が必要なのだろう。

 それにしても「ポールニューマンもロバートレッドフォードも、いかした野郎だぜ」(日活青春映画のセリフふう)

 日本のテレビでも「トミーとマツ」というドラマがあったが、原題を変えるとしたら「凸凹刑事」か。

 ちなみにマツは顔がマツ黒で色白のトミーとは対照的だが刑事ドラマだけに白黒にこだわったのか。

 刑事ドラマといえば「太陽にほえろ」だが月に吠えるのは狼だ。「太陽に吠える」のは何だろう。

 きっとクジラだ。・・・「たいようホエールズ」なんちゃって。

 ナンチャッテおじさんもナンチャッテお爺さんにナッチャッテ、昭和はますます遠くなる。

 太洋はマルハで缶詰だが、最近缶切りをしない。

 プルトップで簡単に開けられる缶詰が多くなったからだが時代の流れで缶切り器も、やがて死語になるのか。

 栓抜き器もめったに使わなくなった。

 ワインのコルク栓はカルク開かないのが、いいのかもしれない。

 何事もある程度の努力があって達成感がある。

 昔、学生の頃にワインの開封に失敗しコルクが瓶の奥に詰まってしまった。

 どうしても飲みたかったので瓶の口を壊して、ガラスの破片や粉がグラスに入らないように布で漉して飲んだが、努力のあとの酒は一段とうまかった。

「大洋ホエールズ」は昔のプロ野球チームだ。昔、昔のプロ野球チームが懐かしい。

 国鉄スワローズ、東映フライヤーズ、西鉄ライオンズ、南海ホークス、近鉄バッファローズなどなどだ。

 国鉄は今のJRで都会の列車は混んでいて座席にスワローズできない。

 東映は映画会社だが栄華の時代は終わった。

 西鉄だがライオンズクラブとは関係ない。

 南海ホークスは解散したが南海キャンデーズも解散したのか。

 近鉄のコーチは選手を厳しく叱る時「バッキャロー」と言ってたのか。

 テレビが普及する前はラジオのスポーツ中継は、プロ野球と相撲で「巨人、大鵬」だが「卵焼き」の中継はなかった。

「南海、柏戸、目玉焼き」はマイナーで、きっと独り善がりの人だが「阪神、若乃花、スクランブルエッグ」なんてのはないか。

 V6はジャニーズだが、昔すでに巨人の「V9」があった。

 巨人といえば王、長嶋だが路上にお金が落ちている状況で「おお、金だ、ひろおか」なんて昭和のダジャレもあったな。

 ブログって書いている作者が思うほど読み手は面白く感じない事はしばしばある事は十分承知だが、もともと独り善がりの戯言ブログなので許してほしい。

 ダジャレ中毒ブログで、中毒は依存症だが世の中は多くの依存症で溢れている。

 宗教は古来より最大の依存症だが、私は無神教で時々は無神経になるので自戒しなければならない。

 人生は依存するものが、あった方がむしろ生きやすい。地球はオゾン層で覆われているが人生はイゾン症に満ちている。

 親に依存し学校に依存し社会に依存して生きてきた。

 今は薬にも依存してるが国民総薬物依存でテレビは第三類医薬品や健康サプリのCМだらけだ。

 せめて子供にはイゾンしないように今から備えなければならないが「備えあっても憂いあり」で悩みはつきない。

 健康サプリだが、いくら飲んでもサップリ効かないこともあり効果には個人差がある。

 効果、不効果だが人生も幸か不幸かで個人差がある。

 男性の見た目年齢の違いはオジン差の個人差か。

 過日、上野公園で「おじいさん」と声をかけられ震度4くらいのショックだったが余震には今後も注意だ。

 つなみにチナミの心配はないが酒の肴をチナミとはいわないしサザンのヒット曲はツマミではなくТSUNAМIだ。

「♪見つめ合うと、素直に、お喋りできない」のでブログにしている私で時々独白が毒吐くになる。

 人生は儚いが時には毒も吐かないと人生はつらい。

 (2017.3.9)アンブレラあつし

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