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その40

一笑懸命

 毎回、思いつくまま書いているが読み直してみると反省する点が必ずある。

 ひねりを別な内容で工夫したほうが、さらにくだらないとか、面白いとか、これでは意味不明とか、あとになって後悔することは多々ある。

 VSOP(べ-リー スペシャル ワン パターン)だが、ここ一番ウケルとこというクライマックス盛り上がりは大事だ。

 夜中の丑三つ時はクライがマックスか。

 「漆黒の闇」という表現があるが最近はドコモも明るい。

 暗闇から光るものは蛍ではなく携帯の画面だ。

 ライトアップはLEDですからと言って無駄に電気を使っている。夜のライトアップは月と星だけでいい。月光だけで結構だ。

 忍者部隊月光だが「忍者」は今の戦隊もの元祖だ。

 子供の忍者ごっこは昭和の少年の通過儀礼で手製の手裏剣を作って投げて遊ぶが今思うとかなり危ない。

 忍者部隊月光の女忍者は由美かおるではないので入浴シーンはないが、アクションがすごいので、シャワーくらいは、あってもいいが不謹慎か。

 手裏剣は拾ったワッシャーの角を石で研いでとがらせて凶器にするが職人技ぽくて面白い。

 2B弾という花火というか爆竹があって投げて遊ぶ。

 生きたカエルに2B弾を糸で縛って爆死させる。

 昔の子供は超残酷だ。

 ♪赤とんぼ、羽根を取ったらアブラムシ、アブラムシ、足を取ったら柿の種だが、昔の話はあのねのねか。

 新宿二丁目はあのねのオねイでオネイは昔は裏社会に生きたが今は堂々と表社会に出てきてよくマスコミに露出する。

 マツコはテレビに出らっくすだが大型画面なのではみ出す事はない。

 過日、上野で水撒きをしていたら明らかに女装の男性が近づいてきて話かけられた。

 人を外見で判断してはいけないので、普通に干支や星座を聞いて描いたが、なかなか離れずにからんでくる。

 水商売風だが私も「水」を扱っているので同業者に見えたのか。

 「今日の出逢いは水に流してくださいね」と言って円満に別れた。

 円満に別れる術は大事だ。

 イクメン議員は「いい工面」ができなかったが、「イクメン」を並び替えると「メンクイ」議員になるのが面白い。

 「メン食い」は男を食い物にする女か。政治家を「性事家」に変換するとさらに笑える。

 上野公園に派手な自転車で来るおじさんがいる。自転車には屋根がついていて女性演歌歌手のポスターが張ってある。

 後援会の幹部らしい。金ぴかの時計やネクッレスをジャラジャラさせ薄いサングラをかけ、かなりあやしい。

 変人同士「類は友を呼ぶ」でいつのまにか世間話をする間柄になってしまったが、有名演歌歌手の付き人をやっていたらしい。

 芸能界の裏話がすごいが芸能界はゲイの会らしい。

 歌手を目指していたらしく歌がうまいらしい。いつかカラオケスナックに行く約束をしたが、いつも夜は先約があると口実をつくり誘いを断っていた。

 一度は聞いてみたい気もする。最近は会う事がなくなったが体調でも崩したか。意外と見た目より高齢だったのかもしれない。

 過日、上野に出動し安ホテルで寝ていたら元同僚の先生の訃報の電話があった。約2年前、偶然に医大病院のロビーで会った方だった。

 以前に体調を崩し早期退職したとは聞いてはいたが、その時は元気そうだった。

 私は親族の見舞だったが私の体調を聞かれたので「わるいのは頭と顔だけ、死ぬまで生きるつもりです」と返答し笑わせて別れた。

 思えば、あの時もっと話をすればよかったなどと後悔したが、あの時は先生の旦那さんらしい方も一緒にいたので遠慮した。

 告別式では想い出の写真が式場で投影され職員旅行の集合写真の真ん中の目立つ人物が私だった。

 回りから妙に浮いている。まさかこんな時に登場するとは思わなかった。みんな笑顔でよけい悲しかった。

 彼女は10年前に肺がんが見つかり手術して回復したが一昨年あたりに再発し、今年になってからは末期ケアで病院から自宅に移り治療していたらしい。

 I先生からの突然の連絡は訃報が多い。以前の連絡も訃報で偶然に式場も今回と同じだ。

 「二度あることはサンドある」だがイッチするとは限らない。サンドイッチは人の名前で英国には同じ地名もある。

 サンダースは軍曹だったが、今は民主党の大統領候補でコンバットしており、けんたっきーのおじさんではない。

 半ダースは6本で、昔、附属小の斜め向かいに高橋文具店があり、おばさんに1ダースが12本と教えてもらった。

 高橋文具店の向かいの店は、コッペパンにピーナッツクリームを塗って売っていた。商業高校があり近くに女子高もあった。

 最近よく昔の夢を見る。過去の体験が夢となって現れるが、ほとんどがすぐに忘れる。

 浅い夢をアメリカンドリームとはいわない。

 薄毛をアメリカンヘアなどと言ったらアメリカインディアンに怒られ頭の皮をはがされるのか。

 「インド人もびっくり。インディアン嘘言わない」だが世界は偏見で溢れている。

 チビクロサンボは「ちび」と「黒」さらに「サンボ」で三重に差別的だが、虎がバターになりホットケーキをつくるので、ほっとする話だ。

 今回も爆笑はとれないが苦笑、失笑でポイントをこつこつ稼ぐ。

 一笑のため懸命だ。

 (2016.2.23)アンブレラあつし

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