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過日、車の車検を受けた。10年以上前に買った車で走行距離も10万キロを超えている。
コロナ前の時期に、新車の買い換えをディーラーと相談した時があったが、コロナの影響で車の生産が不確実になり、その話しは流れた。
そして昨年、今度こそとディーラーと相談し新車の車種も決めて、ほぼ内定していたのだが直前になって、その車種の製造過程の「検査手抜き」がマスコミで報道され販売停止になってしまった。
「オーマイゴッド、オーマイカー」だが、私は新車には縁がないのか。
二度の新車キャンセルだが、シンシャに馴染まない人は、「フシンシャ」か。
中古でも「マーイーカ」と思い、しばらく探していたのだがイマイチいいのがない。
ナンテしているうちに車検の期日が迫り、結局、車検を受け、あと2年乗る事になった。
車検中に代車を借りたが、これがホボ新車で運転に自信がない。
実は前回の車検の時も、新しい車を運転する自信がないので、代車は古い車でと要望したが、今回は代車に古い車はないという。
しかたないので乗るしかない。
運転する前に、ディ−ラーの方に車の鍵を借りたが、なんと「鍵」の形がない。
車のエンジンはボタンを押す。言われた通りボタンを押してエンジンをかけたが、今度は鍵の置き場所に迷う。
鍵穴に鍵を差し込んで運転するイメージが、頭にしみこんでいるのだ。
何とか出発するが、今度はナビが喋る。ナビの止め方も分からない。
車を駐車場にバックで入れる時は、ナビに車の形が写り「左下とか右下とか」とか確認の音声がある。
これからの人生、ナビにナビいて生きるしかないのか。ナビにナビいて「生きナビる」だな。
やっと自宅にもどったが、今度は妻が代車で買い物に行こうという。
「マイサイフのマイワイフ」なので抵抗できない。平静を装いスーパーまで運転したが、神経がすりへる。
翌日、車検が終わり代車を返しに行き、代車の運転で苦労した事など話したが、早めに今の車の操作に慣れないと、これから運転できなくなると言われた。
代車の運転は「カルチャーショック」の体験だった。
「古古米」という言葉があるが、車検終えた私の愛車は「古古マイカー」なのか。
でも乗り慣れた車は愛着があり、私の「ヴィンテージカー」は「ヴィンテー爺カー」になる。
サンテン、イチイチによせる短歌・反歌(俳句)サンテンセット。
「マスコミは 震災ネタに 大企画 あれやこれやの 特番まつり」
「15年 だから何だと つぶやく日」
「日常は 今日も昨日も おんなじで 特別な事 無くて幸せ」
「穏やかに 何も無いこと ありがたい」
「くるくると 回る木馬に またがって 還暦過ぎて また一回り」
「午年に 落馬せぬよう 手綱しめ」
(2026.3.14) アンブレラあつし |