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前号で話題にした「伊東温泉」だが、今でも「♪あ−そびきれないホテル」「♪じゅらくヨ」はあるのか。
「飯坂、水上、伊東」と昔テレビで、マリリンモンローのそっくりさんが、よく宣伝していたな。
飯坂の「ホテルじゅらく」は「世界のショー」や「雷風呂」がウリで、雷風呂の「ゴロゴロ」という効果音は上階のボーリング場のボールが転がる音と聞いて感心したことがある。
最近の飯坂のじゅらくは「家族向け」の部屋や「ライブキッチン」がウリらしいが、雷風呂って今でもあるのか。
今行って、実際に体験したら懐かしく感動して「雷に打たれた気分」になるかもしれない。
仕事を早期退職してヒマになり、熱海温泉に一人旅した事があった。
伊豆半島をめぐり「♪あなたが、いつか話してくれた、岬めぐり」をする予定だったが、熱海で途中下車したら、さらに先に行く気力がなくなってしまった。
「♪くだける波の、あの激しさで、あなたをもっと愛せばよかった」という歌詞が心に響くが、以前から私の気力はすぐにクダケてしまい、フザケた文を書いている。
熱海駅近くのホテルに泊まり、温泉につかったが長湯して「湯あたり」してしまった。
夕食はバイキングでビールも飲み放題だったが、体調不良でジョッキ一杯も飲めなかった。
早めに部屋に戻り、窓から見える新幹線をボーっと眺めていた「♪熱海の夜」だった。
一泊して福島に戻ったが、体力・気力がないと旅も楽しめないのだな。
古希過ぎて、次ぎは「喜寿(77歳)、傘寿(80歳)、米寿(88歳)」と続き、さらに卒寿(90歳)、白寿(99歳)、百寿(100歳)とエンドレスだが、大還暦(120歳)なんていうのもあって「ダイカンゲキ」してしまう。
喜寿の前に75歳になると「後期高齢者」という段階になるが「後期高齢者」に突入すると何か特典があるのか。
「後期高齢者」の次ぎの段階は「末期高齢者」だが、サスガに「末期」はネーミングがヤバイか。
後期(コッキー)末期(マッキー)の次ぎは「来世」で「来期」は「ラッキー」になるが、ラッキーな人生になるとは限らないので、今を楽しむしかない。
長引く伊東市長の「学歴詐称」問題だが、実は世の中「詐称」だらけだ。「歳ごまかし」の「年齢詐称」は昔からある。
ツーカ、「白髪染め」や「しわ伸ばし」「カツラ」ってある意味「年齢詐称」じゃね。
美容整形も「美貌詐称」でアンチエイジングの「若作り」だって「見ため詐称」じゃん。
政治家の「公約」だってほぼ「嘘」「詐欺」で、公約が実現できなかったからって誰も責任はとらない。
人は嘘もつくし失敗もする。そんな人の弱さに「寛容」な社会でありたい。
「♪笑って許して、小さなことと」なんて歌があったが「学歴詐称」って殺人や暴力とは違う。
「年齢詐称」程度の「些少」な「詐称」だ。不正な金もからんではいない。
「♪笑って許して、こんな私を」で一件落着なのだが、昭和の「♪笑って許して」の時代は遠い過去になったのか。
学歴「詐称」を「殺傷」のように、大袈裟に取上げるマスコミには困ったものだが、「市長」で「シチョー率」が取れるのでシツコイ。
(2025.8.30) アンブレラあつし |