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その269

昭和100年 サムライニッポン

 今年は「昭和100年」だ。

 小学生の頃だが「明治100年」が「流行語」になり国内各地で、けっこう盛り上がった記憶がある。

 明治は近代化、欧米化の始まりで「富国強兵」のスローガンのもと日清戦争、日露戦争に勝利しニッポン、イケイケの時代だった。

「昭和」は戦争に負けたので「明治」のようなイケイケイメージはないが、戦後の高度成長のもと一時はGNPが世界二位になり「ジャパン アズ ナンバーワン」なんて本も出版された。

 敗戦のおかげで「強兵」ができなくなり「富国、富国」で経済成長に集中できたのは、ラッキーだった。

 人生に「運」があるように「民族や国家」にも「運」がある。

「運の尽き」という言葉もあるが、私が今まで生きてこれたのは、運が尽きなかったからだな。

 これからも「運」がウーンとあれば長生きできるが、尽きれば「おさらば」だ。

「運命」って「運が命」って事なのか。美味しいもの食べて「ウンメー」と感じるのも命があり生きているからだな。

 今は「令和」だが、「元号」に著作権・商標はあるのか。

「チョコレートは明治」で「大正は製薬」、「昭和石油」なんて会社もあったな。

 昭和石油は「シェル」と合併し「出光」とも経営統合して「RSエナジー」という社名らしい。

 ご破算になったが「日産」と「ホンダ」と合併すれば「日本」となる可能性もあったのか。

 社名が「日本」になって車を海外にドンドン輸出したら、トランプ大統領にまた怒られるな。

 アメ車で「リンカーン」という車もあるらしいので車名を「トランプ」にしてアメリカで販売する方法もあるが、アメリカ国内で不買運動がおこる可能性もある。

「トランプ様」の機嫌を損ねないように、様子を見ながら対応している日本だが中国は違う。

 当初から「バシッ」とトランプ大統領に対抗した中国は、さすが「中華帝国」4000年の歴史でメンツがある。

 習近平は国家主席だが、アメリカに負けない心意気に「イヨッ、大統領」と応援したくもなる。

「日本と同じように第二次世界大戦で敗戦したドイツにもメンツがあるが、「メルセデス、メンツ」なんちゃって。

 それにしても、日本の赤沢大臣が「MAGA(Make  America  Great  Again)」の赤帽を被った記念写真はいただけない。

 これから他の多くの国々がアメリカと交渉すると思うが、赤帽を被るのか。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」なんて流行語もあったが「赤帽子、みんなで被ればトランプも怖くない」の時代は怖い。

 ちなみにMAとGAの間にNを入れると「マンガ」になるが、ここは日本もガマンだな。

「武士は食わねど高楊枝」サムライニッポンの矜持を忘れてはいけない。

 今後また、日本の大臣がアメリカに行って「赤帽」を被れば、トランプの「片棒」を担ぐことになりレッドカードでアカンって。

 昭和100年、ガンバレ、サムライニッポン。

 (2025.4.26)アンブレラあつし

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