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その255

あっと驚く人生も、あっと言う間に過ぎていく。

 隔週で投稿しているのだが、最近は直ぐに投稿予定日がくる感じだ。

 時の流れが益々早くなり、この勢いだと次の四年後のロスアンゼルスオリンピックなんて、あっと言う間のタメゴローだ。

「♪時間よ、止まれ」は、世界のヤザワの歌だが、えいちゃんでも、時の流れは止められない。

 人生はテレサ・テンが歌うように「♪時の流れに身をまかせ」て生きるしかない。

 飲み屋でも「おまかせコース」とういうメニューがあるが、高齢者になるとタブレットでイチイチ注文するのが面倒になる。

 おまかせコースが楽で、目の前に出されたものを食べればいいのだが、いつも「おまかせコース」だと、何を食べるか考える必要もなく早くボケがくるのか。

 あとになって、何を飲み食いしたか覚えていない事がよくある。

 会計時のレシートにメニュー内容が記録してあればいいのだが、「オマカセ」なんてオーマカに一言で書いてあると、全部は思い出せない。

 ツーカ、最近は家の食事でも昨日何を食べたか、覚えてない事がシバシバ、しば漬けだ。

 漬物だが、うまいご飯と漬物があれば、それだけでハッピーだ。一時、米不足が心配されたが今は普通に流通している。

「♪新まーい、無いからね」なんてシンパイする事はないからねだが、私は「新米」が特別ウマイとも感じない。日本の米は「新米」でなくても十分においしい。

 米不足で「備蓄米」が話題になったが、時代劇に出てくる悪徳米問屋は、備蓄米を不正に操作して米相場で儲けたのか。

「越後屋、お前も悪じゃの」「そう言う、お代官様も・・・」は水戸黄門のオキマリ場面だが、石破新総理も顔つきが、だんだんと「悪代官」になってきている。

 初心に戻って水戸黄門様のように「裏金議員」を懲らしめてほしいが、今の石破新総理には懐刀になる「助さん、格さん」のようなブレーンがいない。ブレーンがいないので、政策もブレブレになる。

 なんて書いてはみたが、その立場になれば「君子豹変す」も「清濁併せ呑む」もアルアルだ。

 清酒と濁り酒を併せ飲むと悪酔いするが、ヒョウも悪酔いすると大虎になって、暴れるのか。

 過日、久しぶりに地区の公民館の文化祭に招かれ、お絵かきステージショーをやった。コロナ禍もあり4、5年ぶりになる。

 ネタ帳を探して、いろいろと思い出しながら練習した。持ち時間は約30分なのだが、30分ってけっこう長い。

 ネタ帳を見ながらやるのもカッコ悪いので、一通り口上を頭にいれ話すのだが、時々言葉が出てこない。

「見ざる、聞かざる、言わざる」という「三猿の教え」があるが、高齢者になると、見ようと思っても霞んで見えないし、聞こうと思っても耳が遠くて聞こえないし、言おうと思っても忘れて出てこないので、「三猿の教え」も年寄りには無用の教えになってくる。

「三猿」といえば日光の三猿の彫刻は有名だが、確か小学校の修学旅行が日光だった。

 いろは坂、男体山、中禅寺湖、華厳の滝、陽明門など観光地を巡った記憶があるが、「三ザル蕎麦」なんていうご当地そばはなかったと思う。

 いろは坂だが、ハワイにアロハ坂はあるのか。陽明門は日暮らしの門ともいうが、その日暮らしのボクだもん。

 冒頭に書いた「あっという間のタメゴロー」だが、昭和に「あっと驚く為五郎」なんていう流行語があった。

「あっと驚く」人生も「あっという間」に過ぎていく。「あっと」どのくらい生きるのか。私にもわからない。

 (2024.10.12)アンブレラあつし

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