その237 |
♪金もいらなきゃ、女もいらぬ、あたしゃ、も少し毛がほしい |
能登半島地震のニュースが、連日報道されている。
「歴史は繰り返す」ように阪神淡路大震災、東日本大震災と日本は地震を繰り返す「地震列島」だが、だからと言って、私は日本を出て他国に住むジシンはない。
世の中、100パーセント安全な場所はどこにもない。
「住めば都」だが自然災害も「済めば都」で、地震の余震も収まりインフラも復旧すれば、また人が住み始めるようになるのか。
そうやって長い間、その地域に住んできた歴史があり、自然災害には負けない「ド根性」が日本人にはあるが、今回の震災で、ある程度、限界集落は整理されるかもしれない。
「地震、雷、火事、オヤジ」は昔から恐ろしいものの代表で、さらに台風や大雨など、いろいろな不幸な事がある。
不幸に会わない方が人生は幸せだが、遭遇してしまった時は、それなりに対応していくしかない。
最近は恐ろしいオヤジはいないが、変なオヤジは多くいるので注意だ。
変なオヤジに出会って酷い目めにあったら、週刊紙にタレこんでウサをはらす方法もあるが、裁判沙汰になることもある。
ヨシモトの変なオヤジ芸人も、想定外の展開に自分でも困惑しているに違いない。
昔から女の恨みは恐ろしい。何年も前の恨みがゾンビのように復活して暴露されて、気の毒だが自業自得なのか。
これからの裁判でイロイロと明らかになるが、「♩恨みっこなしで別れるましょうね」「♩さらりと全て水に流して」にならなかったのは、手切れ金をケチったからか。
世の中、金が全てではないが、金で解決できる事は多いな。
「♩水に流して」だが、能登地方の断水が長引いている。13年前の東日本の時も断水になった。
給水車の所まで自転車で行き、水を非常水パックに給水してもらっていたが、どのくらい断水が続いたのかは覚えてない。
覚えているのはエレベーターの止まったマンションの8階まで、水を持って上がるのが大変だった事だ。
「命の水」だが、現代は「命の電気」で停電になると断水にもなる。
福島は原発事故もあり放射能の拡散で大変だったが、「喉元過ぎれば、熱さ忘れる」で時がたてばホボ忘れる。ツーカ、忘れないと普通の生活がしにくい。
「健忘症」だが、「健忘」は文字通り、「健やか」に「忘れて」生活する事なのか。夫の悪い所を忘れてくれる妻は「良妻ケンボー」なんちゃって。
話しは変るが、自民党が派閥問題で揺れている。結論から言うと「派閥」はなくならない。
自民党って昔から各派閥の連立政権だ。総裁派閥を時々交代することで新鮮味を出し政権を維持してきた。
「金と人事の派閥解消」なんてマスコミは言うが、基本的に人は「金と人事」で動く。人が働くのは「金」のためだ。
やりがいのある仕事なんて言うが、やりがいがなくても「賃金」が高ければ人はガンバル。
「人事」だが、人事は金と連動している。昇進すれば給料も上がる。給料はそんなに上がらなくても、部下に対しては優越的立場になり威張れる。
「金も名誉もいらない」なんてノタマう人もいるが、そんな上昇志向のない人が国民の多数になれば、国力は確実に落ちる。
「♩金もいらなきゃ、女もいらぬ。あたしゃ、も少し背がほしい」なんて切実な昭和のギャグがあったが、人は欲のかたまりだ。
(2024.1.27)アンブレラあつし |