いつものように水撒活動をしていた。遠くからの視線を感じる。じっと見ている若い白人の男性がいる。
私の方から近寄って話かける事はしない。相手から先に話かけられたり近づいてきて長時間見ている方には顔を上げて話す事もある。
しばらく遠くから見ていたその外国人が来て話かけられた。
地面に描く絵も面白いが、それを見る人の「反応」が、もっと興味深いという。
まったく気がつかない人。気がついても無視をして足を速めて立ち去る人。一旦立ち止まるが首をかしげて考え不満げに去る人。じっと見て見る場所を変えて逆さに描いている事を理解し嬉しそうにスキップしながら親元に走る子ども。
その多様な反応を観察していたのだ。つまり路上即興演劇だ。
私と通行人が役者であり、それを眺める鑑賞者が一人いる。
彼の発想の面白さに魅かれ場所を変えながら二人で「劇団一人、客一人」を楽しんだ。米国の大学で演劇を専攻してたらしい。
日本で英語を教えているが、もうすぐ契約がきれるので今度は南アフリカに行くらしい。もうしばらく世界中を見てまわりたいとの事。
英語のネイティブスピ-カーは英語を教えれば仕事になる。大英語帝国だ。ハリウッドはCIAの宣伝部かもしれない。
世界中に英語を感染させ英語脳にして、英語ネイティブを尊敬させる作戦だ。
ジョンレノンはビートルズで英語を世界中にばら撒き米英帝国主義の宣伝隊だったが、その後ヨーコと反政府主義にとりつかれた。
ポールは何度も説得したがジョンノレンに腕押しで結局CIAのお世話になった。
この作戦に気がついた私もCIAから狙われる。行動に気をつけよう。ゼロゼロセブンイレブンもCIAの一味だ。セブンだけに七味かもしれない。
24時間営業で活動している。監視カメラまである。セブンで金をおろすのはやめる。(手数料もかかるし)
この英語世界戦略に水撒活動で反撃しなければならない。英語ネイティブの優越感を崩さなければならない。
中学時代に遠忠から習った英語の「筆記体」で逆さに、しかも始筆と終筆を入れ替えて書く。
動物ではelephant、星座ではSagittarius(いて座)など、あえてスペルの長いものを絵の下に書く。
多くは驚くが中には呆れて「こんな事をする暇な人は自国にはいない」と言われる。そんな方には漢字を逆さに書いてさらに驚かす。
文化の歴史の長さが、無駄で意味のないことも「余裕」として活動になり「遊び」につながるなどと偉そうに語る。
東洋文化の奥の深さを見せつける作戦だ。
トラトラトラ作戦で3匹のトラを描いたらネコネコネコになってしまった。
catと筆記体で逆さがきしたがスペルが短いのでキャーとは驚かない。
リメンバーパールハーバー>ノーモアヒロシマが欧米だ。
「にいたか山登れ」の事を娘に話したら「半田山登った」と返答された。
半田屋と半田山は関係あるのか。はんだんが難しい。
飯を食ってから考えよう。
葉羽(※「半田屋」は宮城県に本店がある全国チェーンの大衆食堂です。僕も学生時代お世話になりました。海外の読者のために書いておきます。)
今年の夏の同窓会で遠忠先生に「筆記体」を教えてくれた事に感謝したら「特別、君だけに教えた訳ではない」と、あっさり言われた。
四人の恩師に会ったが今の自分の活動を説明すると混乱させるので「早期退職し孫もりしてます」と負け組み、自嘲みぎに話した。
中学校は一組から四組まであったが、今は勝ち組と負け組も加わったかもしれない。
勝ち組の自慢話より。負け組みの自虐ネタはうける。私の場合も字逆ネタだ。残念負け組みだ。
3年B級というのはないのか。 青春の思い出は重いで。思い出の渚ゆうこはワイルドワンズかベンチャーズか。
小柳グルコミさんはサプリの宣伝で、ほのぼのブレイクしないのか。
鉄腕アコムは取り立てが百万馬力か。
ウルトラマンは12月に活動する「シュワッス」。
ウルトラマンは福祉慈善活動もしている「手話っち」。
ウルトラマンは悪い思い出がある「ウルトラウマ」。
私の水撒き活動はブログに似ている。
水を撒いて一人楽しみながら、その絵や文字に反応してくる人との出会いをさらに楽しんでいる。
多くのブログも文章表現をしながら反応(コメント)も期待していると思う。
ただコメントを気にしすぎると迎合的になる。迎合的になりすぎると何でもつまらなくなる。
政治や芸術もそうだ。マイペースが結果的に面白い。
先週のテレビ東京の番組で水撒き活動の事が取り上げられたと上野で会ったおじさんに教えられた。
英語で台湾からメールが着て開けてみたら以前に会った女医の方からで、彼女のブログに水撒的煙巻的芸術論の事が写真入りで詳しく解説してあった。
中国語だが漢字なので大体の意味は分る。こちらが赤面するくらいの賞賛だ。
テングには赤面が似合うが自分に酔ってはいけない。風にふかれて冷まなければならない。
同級生からコメントがあったからといって調子にのってはいけないと思いながらも同窓会ネタを書いてしまう私だ。迎合している。堕落している。
らくだから落ちたらダラクするのかなどとクダラない事をだらだらクドクド書いている。
さわやかに生きよう。365歩のマーチだが人生はワンツーパンチで歩む間もなく倒された。
葉羽(※「365歩のマーチ」は有名演歌歌手水前寺清子さんの古いヒット曲で『人生はワンツーパンチ』というフレーズが出てきます。海外の読者と若年層の読者のために。)
落とし所を探している。
文章の起承転結の結がないと言霊がさまよう。
気象凍結か起床転倒か。造反有理は増版有利か。中国に著作権はあるのか。日本人は中国に漢字の著作権を払ったのか。
それ野村に聞いてみよう。私のカブは下がったと思う。
(2014.12.11)アンブレラあつし |