かつて「日本人にとって見て嬉しい、ワクワクするものといえば、やはり富士山と咲き誇る桜でしょうか」なんて書きましたが(雑感 89)、確かに伊豆方面に旅行すれば、富士山が見えるたびに「富士山だ!」「おっ!富士山」と感嘆符付きで声に出してしまいます。
どこから見ても同じように美しく見えるからなのでしょうね。
運転中は撮影できませんが、休憩中に見えたりすると、思わず写真に撮ります。
小田原サービスエリアからの富士山(一昨年10月:筆者撮影)
美しいものは何回見ても飽きません。だから同じ景勝地に何度か足を運んだりするわけですが、1シーズンに何回見ても飽きないのは、やはり桜でしょうか。
紅葉も1シーズンに何回か見ることがありますが、桜の方がより鮮明に記憶に残る気がします。
そして時期を違えて桜の花見ができますと、何となくですが得をした気分になります。桜の持つ高揚感(雑感 225)のなせる業(わざ)でしょうか。
修善寺楓橋にて(11月26日:筆者撮影):雑感225より
今年も東京は3月下旬には満開となりましたが、雨風もなく単に肌寒い日が多かったせいか、例年になく花が長持ちしました。
我が家から100mくらいのところにプチ桜並木があり(一部は我が家のベランダからも見えます)、咲いている時期は毎日散歩コースに組み入れました。
埼玉は東京より幾分開花が遅く、3月末から4月上旬にかけて出掛けた埼玉のゴルフ場3箇所で、プレーのみならず満開の桜も楽しめました。
4月中旬に墓参りで福島に帰った折は、福島の桜は見頃を過ぎていましたが、足を延ばした山形県の桜はちょうど見頃でした。
懐古園での八重桜(4月19日:筆者撮影)
19日には長野県小諸市の懐古園に行き、ソメイヨシノは散り始めていたものの(だから桜吹雪の中を歩けましたが)、八重桜は満開でした。
今年も桜が堪能できたと、感謝、感謝です。
葉羽 やっぱり、季節の移ろいを楽しみに出かけられるようになったのは、退職してからの大きな楽しみだね。ま、忙中閑ありということもあるので、完全退職でなく短期勤務の合間を縫って出かける今の方が有難いと感じるのかもしれないけど(笑)