福島市に帰省した折には、実家売却後はホテルサンキョウ福島にいつも泊まっています。そのホテルの隣にあるのが「西澤書店」。
私が福島市に住んでいたのは3歳から18歳までで、既に5、60年前のことですが、物心ついた頃から西澤書店は存在していました。
西澤書店
中学3年の時に現代作家の小説を初めて買った(五木寛之の「海を見ていたジョニー」)のもそこですし、中学高校の時にはよく参考書を買いにも行きました。
参考書は岩瀬書店にもよく買いに行きましたが、今は街中からは姿を消しました。
岩瀬書店:葉羽の家の近く
そう言えば、かつては福島の街中に数軒の本屋がありましたが、今残っているのは西澤書店だけでしょうか(雑感 107)。
西澤書店の一番の思い出は、福島大学付属小を受験するために通ったことです。
書店の2階を使っての、今で言う進学塾でした。
いわゆる塾に通ったのはその時だけで、それで余計記憶に残っています。
西澤書店:店内の様子
中でもよく覚えているのは、右と左がよく分からなかったこと(純然たる右利きですが、何故かよく分かっていませんでした)、蝶結びがうまくできなかったことです。
この雑感で「現れそして消えたもの」として7回書きましたが、物心ついた頃に既に存在していて、今もあるものもあるのですね。
物心ついたのは福島市に住んでいた時ですので、そういうものは基本的に福島市に存在するわけですね。
そば屋「喜多八」
売却した実家の近所のそば屋「喜多八」、食堂「神田軒」、床屋「村松」(雑感 73)、皆未だに健在です。
でも皆、店構えは変わっています。それが先日、昔のまま存在しているお店に出会いました。
それは次回にて。
葉羽 僕が生まれた市内郷野目の辺りはすっかり変わってしまって”あの頃”の面影は無くなってしまった。残っているのは縁日が出てた日吉神社くらいかな。で、記憶に残っているのはやはり市内のラーメン屋だったけど、「なかがわ食堂」、「佐川食堂」(二軒あったいずれも)、「もみぢ食堂」など軒並み閉店。残っているのは「神田軒」と「大政食堂」かな。「五十番」は先年、建て替えしたので。