我ながら何を今さらという感じですが、最近思いました。
私の母方の伯父3兄弟の名前は太郎、次郎、三郎で、タロー(またはイチロー)、ジロー、サブローはかつて男兄弟の代表的な命名だったと思いますが、父方の伯父は一郎なのに、父は次男ながらジローではなく信雄でした。
こちらはタロとジロ/南極物語
何故ジローでなかったか、もう知る由もありませんが、ちょっと不思議な感じがしました。
そんなことを思うと連鎖反応みたいな感じで、作家にはジローが多い、大佛次郎、新田次郎、赤川次郎、浅田次郎と4人ほどすぐ頭に浮かびました。
浅田次郎
これはボケ防止に役立つかと、固有名詞が出てこない世代ではありますが(雑感 132)、以下は記憶に基づく記述です。
作家にジローが多い、ではタローとかイチローはというと、思い付くのは白石一郎くらい。
でも〇太郎は多いですね、司馬遼太郎、石原慎太郎、萩原朔太郎、高村光太郎、池波正太郎、安岡章太郎、西村京太郎、伊坂幸太郎。調べればもっといるかもしれません。
3月3日に死去した西村京太郎
〇次郎で思い出したのは梶井基次郎くらいです。
そう言えば「次郎物語」はあるが「太郎物語」はなかったかと、これだけはネットで調べましたが、曽野綾子著でありました。でも次郎物語の方がずっと有名ですね。
「次郎物語」下村湖人
では芸能界はというと、昭和レトロですが東海林太郎、一節太郎、山田太郎、森本太郎、藤山一郎、鳥羽一郎、杉田二郎、渥美二郎、冠二郎と、タローもイチローもジローも満遍ない気がします。
何故作家にはジローが多いか・・・、それは考えても分かりませんね、残念ながら。
葉羽 作家の西村京太郎氏が逝去したばかりだったので、彼をチョイスしておきました。合掌。