先月娘のところの3歳の孫が幼稚園で運動会デビューしました。
我が家の近所の幼稚園ですが、コロナ禍で見には行けず、娘が送ってくれた徒競走のビデオを何度も繰り返し見て、その成長に目を細めました。
徒競走(※参考画像)
私の3人の孫(7、3、0歳)は何かにつけ「これは人生初めての・・・」と枕詞が付きますが、私は時に「これが人生最後の・・・」と思ったりします(雑感 197)。
今まで行ったことのない地に旅行したり、初めての店に入ったり、読んだことのない作家の小説を読んだりと、そういうことを除けば、「これは人生初体験か!」ということはほとんど皆無です。
先月2泊3日で信州に紅葉刈りで出掛け、20日には上高地に行きました。
上高地
道中は晴れ間も見えましたが、近づくにつれ雨模様になり気温も下がってきました。
着いた頃には2℃、そして雪です。建物の屋根に積もった雪がザーッと落ちてくるほどでした。
河童橋を渡ったところの土産物店では、思わず手袋を買いました。
10月なのに雪景色の上高地梓川(筆者撮影)
穂高連峰はだいたい10月中に初冠雪があるようですが、標高1,500mとはいえ上高地の10月の雪は珍しいようでした。紅葉は雪景色に負けている感じでした。
「67歳にして初めて10月の雪を見た」とずっと記憶に残りそうです。
例年の穂高連峰
河童橋の近くには遠足に来た小学5、6年と思われる一団がいて、元気に「こんにちは!」と皆から声を掛けられましたが、彼らは10歳そこそこにして10月の雪を体験したのですね。人生巡り合せですか。
長く生きたというほど長生きはしていませんが、生きていればまだまだ初体験もあるかと、これからの人生にちょっとワクワク感が持てそうです。
ツーさん【2021.11.1掲載】
葉羽 飲み会で言ってたのはこの話か。アップが遅れて前後しちゃってゴメンね!