鰻を食べた(雑感 前回)後は観光ですが、小江戸川越と言われる観光スポットは川越駅東口から徒歩10分ほどです。
観光に先立ち、西口の社宅があった辺りやよく買い物をした東口商店街を散策。
社宅に住んでいたのはもう30年以上前で、街並みはすっかり様変わりしていました。昔のままだったのは社宅近くの床屋くらいでした。
東口商店街もテナントはほとんど入替り、今も変わらないのは丸広デパートくらいでしたか。30年という月日の流れを思い知らされました。
写真①「埼玉りそな銀行(有形文化財)とくらづくり本舗本店」(筆者撮影)
ところが小江戸川越ゾーンに入ると、維持するために手を入れている部分もあるのでしょうが、見た目の街並みは昔のままです。
埼玉りそな銀行(有形文化財)とくらづくり本舗本店(写真①↑)、蔵造りの街並み(写真②↓)、菓子屋横町(写真③⇒右の窓画像)。
菓子屋横町は子供が小さい頃に何度か訪れました。
写真②「蔵造りの街並み」:電線は地中化されています(筆者撮影)
今はどうか分かりませんが、飴細工師を見掛けることもありました。昔は子供に飴を買ってあげたりしましたが、先日お土産に買ったのは漬物でした、菓子屋横町なのに。
感心したのは一休みでコーヒーを飲むために入った「スタバ川越鐘つき通り店」です。
景観を損ねないように街並みに合った造りで、ちょっと見にはスタバと分かりませんでした(写真④↓)。
写真④「スタバ川越鐘つき通り店」(筆者撮影)
動きつつある街並みと時の流れを止めている街並み、京都や金沢もそんな感じですが、廃れていく街並みが少なくない昨今、何となく安堵感を覚えました。
出歩けば「おっ!これ雑感ネタにいただき」なんて出会いが結構あります。そんなことは今年に入って初めてでしたが、そういう状況が続くことを切に祈るのみです。
ツーさん【2021.10.18掲載】
葉羽 江戸時代ではないけれど、会津若松七日町通りの「大正ロマンの街」もなかなか素敵だと思うよ。距離も長いしね。