一昨年は13回コンサートに出向いたのに、昨年はコロナ禍でゼロ。
コンサートに飢えていたわけでもないと思いますが、先月30日にNHKで山口百恵のラストコンサート(昭和55(1980)年10月5日@武道館)が放映されるとのことで、この時期はニュースくらいしか見ない私ですが、ついつい見てしまいました。
山口百恵
山口百恵は昭和48~55年に活躍した歌手ですが、私はその時期19~26歳でまさに青春時代でした。
その頃の私は決して山口百恵のファンというわけではなく、LPレコードを持っていた南沙織や太田裕美のファンでした。
ただ山口百恵デビューのきっかけとなった「スター誕生」に初めて出てきた時、さらにはその番組の決勝大会で20社が指名した時も見ていましたので、ちょっと気になる歌手ではありました。
山口百恵/スター誕生
コンサートで歌われた曲の中には曲名では思い出せないものもありましたが、聴いてみれば「あぁ、あれか」と、9割以上は知っている曲でした。
今やカラオケボックスでもマイクはワイヤレスですが、マイクにはコードが付いていて、舞台照明なんかも昭和という時代を感じさせました。
山口百恵/潮騒
でも、デビュー間もない頃のもろアイドル路線の曲はともかく、阿木燿子&宇崎竜童、谷村新司、さだまさしの作った曲などは、40年の時を経た今聴いても全く色褪せていませんでした。時代を超えていると感じました。
「いい日旅立ち」や「秋桜」、さらには「プレイバックPart2」を何気なく口ずさんでいる自分に気付くこの頃です。
山口百恵/ラストコンサート
一青窈の「喝采」「天使の誘惑」カバーなどを好んで聴いていた学生時代の息子に、「お父さんって、山口百恵と同時代に生きていたの?そう、いいなぁ」なんて言われたことが何となく分かった気がします。
ツーさん【2021.2.15掲載】
葉羽 不思議なコだったよね、桜田淳子や森昌子より年齢的に高い心情を歌わせられていたってのもあるけれど。僕はあの映画「潮騒」の時の初々しいヌードが何とも言えない。こんな清純なコにあんな役やらせて何考えてるんだって、本気で義憤に燃えたっけ。(何回も見たけど:笑)