今年は長梅雨で関東は8月1日にようやく梅雨明けしました。平年より11日遅く、8月に入っての梅雨明けは13年ぶりとのことでした。
今年の梅雨は長いということで、気象情報では過去に梅雨明けが遅かった上位5年が流れましたが、そこに「平成5(1993)年梅雨明け記録なし」との記載が。
1993年の冷夏・多雨・日照不足
思い出しましたが記録的冷夏と言われた年で、私は当時東京日本橋の本社に勤務していましたが、8月上旬の例年なら一番暑い時期に、外出時上着を羽織っていてちょうどよかった記憶があります。
また、日照時間が少なく、当時住んでいた埼玉県川越市の自宅の庭の芝は全く生育せず、その年の秋と翌春には芝の補修(多分芝を張り替えたのでしょう)の記録があります。
ちなみに戦後最も国内の平均気温が低かった冷夏は昭和29(1954)年で、何と私が生まれた時でした。
平成5年の冷夏で翌年は米不足となり、ちょっとした米騒動とも言える事態でした。
1993年の米騒動
戦中戦後の物資のなかった時代ならともかく、飽食の時代とも言われる中で、食べるものはいくらでもあり、何をそんなに騒いでいるのかと思いました。
国産米の供給が追い付き、輸入米が捨てられる様は悲しく見つめていました。
このコロナ禍の最中にもマスクや消毒液が品不足になるのはともかく、トイレットペーパーやティッシュペーパーも何故か店頭から一時姿を消しました。
新型コロナのフェイクニュースで
何かにつけ、もう少し冷静に判断してはと思ってしまいます。
ツーさん【2020.8.10掲載】
葉羽 もっと前、オイルショックの時にも同じことがあったね。歴史は繰り返す・・というが人間は進歩していないのだろうか。