私の生まれ故郷は母の実家、山形県東置賜郡宮内町(現南陽市宮内)ですが、小学校の頃は夏・冬・春休みごとに、休みの2/3くらいは宮内町に行っていました。
山形県南陽市
小学校低学年の頃の春のお彼岸の記憶ですが、集まる親戚は辛党ばかりゆえにぼた餅は納豆ぼた餅ばかり(ぼた餅は餡子(あんこ)ですので、厳密にはぼた餅もどきですが)。
甘いものが好きだった私は餡子のぼた餅が食べたくてたまりません。
で、近くの和菓子屋に餡子を買いに行かされました、今は滅多に見ない黄金色の鍋を持たされて。
ぼた餅
それよりちょっと後ですが、当時住んでいた福島市矢剣町の近所の中学校で運動会が行われた日、当時は多少屋台なども出ていたのでしょうか、父が「おでん(玉こんにゃく)を買って来い」と。
黄金色の鍋を持たされた私は、近所の中学校に買いに行きました。
玉こんにゃく
時は過ぎ大学3年の時でしたが、期末試験前に学科の同級生が来て一緒に試験対策を練りました。
それが終わると一杯飲むかということになり、私が住んでいたアパートの前の路地を表通りに突き当たったところに屋台のおでん屋(屋台と言っても動きはせず固定されていました)があり、私がおでんを買いに行くことになりました。黄金色の鍋を持って。
おでん屋台
鍋を見るとあの頃を思い出す・・・そんなことはありません。
でも誰しも似たような思い出を持っているのでしょうね。
ツーさん【2019.9.30掲載】
葉羽 読んでいて「玉こんにゃく」の所に嵌まった。早速、買いに行ったよ(笑)