先月65歳の誕生日を迎え、前期高齢者ではありますが遂に、名目上は高齢者の仲間入りです。
6月には練馬区の介護保険課から介護保険被保険者証が送られてきました。さらには区の高齢社会対策課から「はつらつライフ手帳」なるものが送られてきました。
さらにさらには日本年金機構から老齢厚生年金と老齢基礎年金をどうするかのお伺いの連絡がありました。
「はつらつライフ手帳」
孫からは「じいじ」と呼ばれ、孫の祖父には間違いありませんが、まだ所謂「お爺さん」ではないと自分では思っています。
なのに「お前はお爺さんだ」「お前は高齢だ」「お前は老人だ」と行政側から、これでもかこれでもかと指摘されている気分です。
私が会社に入った頃に60歳で定年退職された方は、本当にお勤めご苦労様でしたという思いで労いの拍手をしましたが、最近の定年退職者は、自分も含めてですが、もう60歳ですかという感じです。
例えて言えば昭和39年東京オリンピックのマラソンの、銅メダルの円谷幸吉と金メダルのアベベです。
円谷はゴールとともにバタンキューでしたが、アベベはゴール後も余裕の柔軟体操で、あと20kmは走れると豪語していました。
(若い方には何のことか分からない例え話ですね。昭和は遠くなりにけり、でしょうか)
そうは言っても65歳以上は入場料や入館料などの割引特典が結構あるようでして、それはそれで使わせてもらいます。
ツーさん【2019.8.5掲載】
葉羽 いたねー”走る哲学者”アベベ! 僕らの人生もそうありたいもんだね。