息子は中高一貫の私立中を目指して、小学4年から塾通いでした。
最終的には大学受験を目指すわけですが、塾通いをしたことがない私はカミさんに「今から塾か。子供の数も少なくなってきているし、昔ほど大学受験も難しくはないのでは」と言うと、カミさん曰く「進学率が上がっているから、むしろ昔より難しいのよ」と。
進学率の推移
カミさんに言われて「なるほど」と納得したのは、この一言くらいでしょうか。
息子の中学受験が終わると今度は、3歳下の娘が塾通いです。
とある休日、朝寝を貪っている時だったと覚えていますが、娘が「お父さん、このもんだい、教えて」と算数の問題を聞きに来ました。
算数の問題
いくら大学を出て20年経っていたとはいえ、小学4年の算数くらいは難なく解くことができ、小学4年の娘にも分かるようにかみ砕いて説明しました。
が、娘には理解してもらえませんでした。
で、別の解き方、いわゆる別解をこれまた親切に説明しましたが、娘はやはり理解できませんでした。
父の日ギフト
で、娘はお受験を終えたばかりの中学1年になった息子に聞きに行きました。
すると一発で分かったようで、娘曰く「お兄ちゃんは、わがやの、だいこくばしらだ」。
塾通いの経験がない私は知らない、分かりやすい解き方があるのかもしれませんが、父権失墜の瞬間でした。
ツーさん【2019.7.22掲載】
葉羽 いやいや、小学校の算数って難しいよね。難易度そのものが上がってる感じがする。