40代前半のことでしたが、職場の飲み会が終わり店を出る時に、後輩から「さてと、これからどうします?」と聞かれ、私は「俺に火を点けておいて、もう帰るのか(暗に二次会を示唆)」と答えたそうです。
ゴゴゴゴゴ~♪
私は言った記憶があまりないのですが、いかにも私が言いそうなことだとは思いました。
言った方より聞いた方が覚えているって、結構ありますよね。
それからというもの、飲み会のたびにその後輩から「火の点いた先輩を帰しません」と言われ、私のあの一言は二次会に行くための理由付けに使われました。
その後輩にたまに会うと、未だにあの一言を言われます。
「二次会は?」
営業担当で外回りも多く、不在の間に電話などで依頼されたちょっとした仕事をため込んでしまう傾向があったその後輩には、
「5分で済ませられる仕事を10個溜めると、50分では終わらなくなるよ」
~と、私なりにけだし名言かなと思えることを話していたのですが、それは全然身に付けてくれませんでした。
自分に都合の良いことばかりが記憶に残る。
前にも書きましたが(雑感22:人間の性向)、そういうものなのですね。
ツーさん【2019.7.8掲載】
葉羽 いや、都合の悪い事は忘れていいと思うよ。でないと、大変な事になっちゃう(笑)