25年くらい前でしたが、社内旅行で裏磐梯に行ったことがあります。
午前8時に本社前をバスで出発しますと、バスがトップギアに入る前にもう、あちこちでプシュ、プシュと缶ビールを開ける音がして、心地良くなればカラオケ大会です。
(観光バスのカラオケ)
一区切りついた頃にバスは福島県に入りました。福島県と言えば私のご当地、福島のことを色々説明したりしましたが、(福島の)ズーズー弁も話題の一つでした。
(訛っていると自分では思っていませんでしたが)自分も訛っているのに、もっと訛っている奴がいると「あいつは訛っている」と言っていた、なんて話をした後で・・・
例えば子供の頃に兄弟同士で遊ぶ時に(私は三人兄弟でした)、
東京では「お兄ちゃん、〇〇しようか」「よし、やろうか」ですが、
福島辺りでは「兄ちゃん、〇〇やっか」「よし、やっぺ」となります。
寒い地方では寒気がなるべく口に入らないよう、会話を短くする傾向があります。
で、寒い時期には阿吽(あうん)の呼吸で、身振り手振りを加えて「やっか」「やっぺ」となり、それがさらに短くなり、遂には「かっ!」「っぺ!」となります。
それで田舎者を「いなかっぺ」と言うようになりました。
真偽のほどはともかく、車内は笑いの渦で溢れました。
ツーさん【2018.9.3掲載】
葉羽 そうだったのか!??(笑)